平成19年度成人式

 平成19年度成人式は1月13日、一関市総合体育館で行われ、新成人たちが大人としての自覚を胸に、新たな一歩を踏み出しました。

華やかな振り袖に身を包み式典に臨む新成人

成人の自覚と決意を胸に

今年の新成人は男性732人、女性738人の計1470人。式にはそのうち1168人が出席し、会場は振り袖や紋付きはかま、スーツをまとった新成人の華やかな雰囲気に包まれました。時折小雪が舞う寒い日でしたが、会場内は大勢の若者たちの熱気に満ちていました。
式典に先立ち、一関市民合唱団と新成人有志ら約30人が、昨年制定された一関市民歌を合唱。国歌斉唱の後、東山地域出身の小野寺希美さんの発声により、全員が市民憲章を唱和しました。浅井市長は「皆さんは、二十一世紀の日本、そして故郷一関の未来を担う貴重な人材。自らの価値をしっかりと認識し、堂々たる人生を歩んでいってください」と式辞。佐々木市議会議長らの祝辞の後、室根地域出身の稲田達さんに北村教育委員長から記念品が贈られました。
新成人を代表し、川崎地域出身の今野将昭さんが新成人を代表してあいさつ。今野さんは自らの社会人生活で学んだあいさつの大切さを述べ、「困難や挫折など、さまざまな壁に立ち向かい、初心を忘れず素直な気持ちで人に接し、何事も乗り越えられる人間でありたい」と決意を述べました。
会場の2階には大勢の家族らが詰め掛け、晴れ着をまとった新成人の様子をカメラやビデオに収めながら、祝福の拍手を送っていました。式典後は、出身中学ごとに記念撮影が行われました。
久しぶりに会った友人たちと会話を弾ませたり、みんなで記念写真を撮る新成人の姿があちこちで見られ、会場内は笑顔であふれていました。

2階席からわが子の晴れ姿をカメラやビデオに収め、祝福の拍手を送る家族ら懐かしい顔ぶれが集まれば記念写真。とびきりの笑顔がはじけます

「久しぶり」「元気だった?」と再会を喜び合って出身中学校ごとに記念撮影。こちらはすました表情で

市民合唱団と新成人有志合同で市民歌を合唱

 (広報いちのせき平成20年2月1日号)