川崎保育園で七夕会開催

お星様が見えますように
「きらきら星」を元気いっぱいに演奏したひまわり組の園児たち 

川崎保育園(園児84人)の七夕会は7月7日、同園で行われました。会場の七夕飾りは、6月20日に園児がおじいさん、おばあさんと一緒に作って竹に飾りつけたもの。「優しい子に育ちますように」「いっぱいご飯を食べて元気に育って」などの願いが書かれた短冊がつり下げられました。
菊地園長が「今夜はおうちの人と外に出て星を見てくださいね」と「七夕さま」のお話をした後、園児たちはこの日のために練習してきた歌やお遊戯を組ごとに発表。年長児のひまわり組は「きらきら星」や「宇宙船に乗って」を元気いっぱいに演奏し、たくさんの拍手を受けていました。

自治会対抗ゲートボール

はつらつと世代間の交流 

監督の指示のもと好位置へボールを送り出す選手

市体育協会室根支部(岩渕一司支部長)が主催する室根自治会対抗ゲートボール大会は7月13日、きらめきパークテニスコートを会場に催されました。今回で18回目を迎える大会には7チーム約60人の選手が参加、熱戦を繰り広げました。
50歳以下の選手が必ずチームに入る特別ルールにより、世代間交流のよい機会にもなっているという同大会。選手たちは監督の的確な指示の下、チームメイトの声援を背に、ち密な計算と巧みなスティックさばきでゲートを通過させて得点を上げ、楽しみながらプレーしていました。

第14回夫婦石観光まつり

華やかにおいとこの競演
けいこを重ねた踊りを披露した出演者たち

千厩地域の名勝、夫婦石がある天王山周辺で7月12日、夫婦石観光まつり(同実行委員会主催)が催されました。
岩手県南と宮城県北に伝わるおいとこを通して交流を深め、地域間交流と地域の活性化、観光振興を図ろうと開催されている夫婦石おいとこ大会も14回目を迎え、同時に開催されている一関市7地域対抗おいとこ大会も3回目。市内外から個人、団体合わせて約100人が競演し、あでやかな衣装や特色ある手踊りが披露されると、詰め掛けた大勢の観客からは盛んな拍手が送られていました。
天王山周辺には約2000個の夢灯りが飾られ、幻想的な空間を演出していました。

観光ブルーベリー園開園

たわわな実を口いっぱい

実を摘み取り、おいしそうにほお張る園児たち

厳美町本寺の「愛菜ファーム観光ブルーベリー農園」は7月5日、本年度の開園を迎え、本寺保育園園児が摘み取りを体験しました。農事組合法人本寺ブルーベリー生産組合が経営する約40アールの農園には800本が栽培されています。理事の槻山茂さんから「実を回しながらやさしく採って」と指導を受けた園児たちは、早速農園内を元気に駆け回り、摘み取った実を口いっぱいにほお張っていました。「岩手・宮城内陸地震の影響で例年より開園が1週間ほど遅れたものの、天候に恵まれて作柄は良い。たくさんの人に来てほしいですね」と槻山さん。同農園は8月上旬まで休まず開園しています。

高専夏の出前講座で実験

親子で体験!サイエンス
真剣な表情で実験に取り組む参加者

一関高専夏の出前講座「石っこたまご」と「おりひめ☆ろうそく」をつくろう!は7月12日、東山町の太陽と風の家で行われ、親子15組が参加しました。
講座は同校技術室のスタッフ6人が指導に当たり、生石灰に水を含ませると発熱する原理を利用して科学実験を行いました。ステンレスボールに入れた生石灰に水を掛けると「シュー」と音を立て湯気が上がり、参加者はちょっと驚いた様子。その熱を利用し実際にゆで卵を作ったり、ろうを溶かして手作りろうそくを作ったりしました。早速、出来上がったゆで卵を試食した子どもたちは「とってもおいしいよ」と満足そうでした。

花泉中2年職場体験学習

体験通し職業観を深める

お昼寝から目覚めた園児の着替えを手伝う生徒たち

花泉中学校(及川武芳校長)の2年生130人は7月7日から5日間、「職場体験学習」を行い、花泉町内の事業所32カ所で働く意義などを学びました。
いずみの森幼稚園では8人が「幼稚園の先生」を体験。「仲良くなれるかなと不安だったけど、先生遊ぼうって言われてうれしかった」「子どもたちが帰った後も、行事の準備などいろいろな仕事があり大変だなと感じた」と話していました。同中では、初めてわかった働く厳しさ、職業への理解など生徒たちの体験を「報告集」として冊子にまとめ、お世話になった事業所に送ります。中学2年生の職場体験は、市内の全中学で行われています。

田んぼの学校で農業体感

生き物いっぱい有機水田

田んぼの中にいたイモリやカエルを捕まえた参加者

一関地方有機農業推進協議会(小島幸喜代表)と大東町レクリエーション協会大東地区あそびの城が主催する「田んぼの学校」は7月5日、大原地内の有機水田で小学生と父母など約40人が参加して行われました。
参加した子どもたちは、6月に田植え体験を行った田にはだしで入ると、泥に足を取られながらも夢中になって、生き物を調べたり、自分で植えたイネの生長確認や雑草取りを行いました。小島代表は「有機水田は生き物が豊富。安全・安心な農産物を生産するだけでなく、できる限り環境に負荷をかけず、自然の生き物と共生することが必要」と語っていました。

(広報いちのせき平成20年8月1日号)