夢見る老止の館・出前餅つき隊

選定を浅井市長に報告した佐々木さん(中)と石川さん(左)

花泉町油島の農家レストラン「夢見る老止の館」、出前餅つき隊が、19年度「立ち上がる農山漁村」として選定され、同レストラン経営者で同隊代表の佐々木善子さんと同隊隊員の石川敬子さんが8月7日、浅井市長に報告しました。
「立ち上がる農山漁村」は、農林水産業を核としたさまざまな活動で地域を元気にしている事例を、政府の食料・農業・農村政策推進本部(本部長・内閣総理大臣)の有識者会議が選定したもの。佐々木さんらは平成6年から「出前餅つき隊」を組織し地域の郷土食であるもちを全国にアピール。また12年には築200年以上の農家を活用したレストランを開店して地域人材の活用と地産地消の促進に努めています。こうした取り組みが高く評価され、今回の選定となりました。
浅井市長は「地域おこしは、それぞれの特色を生かして自分たちの力で行うことが大切。その手本としてこれからもご指導を」と祝福。佐々木さんは「地域活性化の輪を一層広げていきたい」と今後の活動への意欲を語りました。

(広報いちのせき平成20年9月1日号)