浅井東兵衛市長少子化と高齢化の影響で、地域での支え合いの構造が変わってきています。家族は人数が減り、コミュニティーも薄れ、以前と同じように祭りや行事を行うことが難しくなってきています。
そこで、今求められているのが「新しい支え合いの構築」です。その新しい支え合いの手段が「協働のまちづくり」です。
地域の課題は、各地域それぞれですべて違います。まずは話し合うことで、身近な小さな課題を発見し、その中のできることから始めましょう。大きな課題については方向性を地元で考え、実施を行政が担うこともあるでしょう。
これまでと同じことを各地域で行うやり方から、その地域に必要なことを市民、行政、NPOやボランティアなどさまざまな団体が力を合わせて行っていく、新しい支え合いをいかに築けるかが、これからの地域づくりの鍵です。
懇談会でさまざまな皆さんのお話を聞くにつけて、協働の力で希望に満ちた活力のある地域づくりにしっかりと取り組まなければとの思いを強くしています。

(広報いちのせき平成20年11月1日号)