浅井東兵衛市長4月は、新しく社会に巣立つ若い人たちにとって、自分の人生を切り拓いていくための大切な一歩を踏み出す季節です。
社会の環境には変遷があります。米国発の金融危機がもたらした世界経済の失速により、どの産業も大打撃を被っている状況での旅立ちであり、前途にはさまざまな困難もあることでしょう。
しかし、自分の行く道は、それがどんなに険しくとも、くじけずにしっかりと進まなければなりません。そのためには、自らの将来像をしっかりと思い描き、どう生きるべきか、どうあるべきかを考え、未来に希望を持つことです。困難にぶつかったり、難しい立場に立ったりすることもあるでしょうが、その先には価値ある明るい人生が待っているはずです。
若い皆さんが、未来に対する希望と情熱を持ち、自身の価値をしっかり見据えて、実りある人生に向かって進んでほしい、と願わずにはいられません。

(広報いちのせき 平成21年4月1日号)