手作り体験で春休み満喫

無地のこけしに好きな顔や着物を描いて絵付け一生懸命振って作ったアイスクリームをおいしそうに盛り付けました

「来て・見て・発見 一関おもしろ館春休み体験バスツアー」は3月27日、行われ、市内小学生と保護者ら50人が2コースに分かれてさまざまな手作り体験に挑戦しました。
このうち1グループは、一関学習交流館でアイスクリーム作りを体験。牛乳と生クリーム、砂糖などの入った容器を氷と塩の入ったプラスチックボトルに入れて10分間振ると、とろりとしたアイスクリームが出来上がりました。早速味見した千葉幸哉君(松川小1年)は「振るのは冷たくて大変だったけど、一生懸命やるとおいしくなるところが面白かった」と満足そう。続いてのこけしの絵付けでは、10センチほどのこけしにアクリル絵の具で各自が思い思いに顔や着物を描きました。千葉梓さん(大原小3年)は「難しいけど楽しい」と言いながら筆を進め、「かわいいのが出来ました」と、きれいに絵付けされたこけしを手ににっこり。参加者は多彩な体験で春休みの一日を楽しみました。

春の陽気に誘われ買い物

季節の野菜苗を見定める来場者

春の訪れを告げる花泉の風物詩、春の互市は4月1日から3日まで、花泉駅前中央通りを会場に催されました。初日はあいにくの小雨でしたが、2日目以降は晴天に恵まれ、春の陽気に誘われるかのように大勢の人々が来場しました。
歩行者天国となっている会場では、季節の花苗や野菜苗、技巧を凝らした竹細工や子どもたちに人気の駄菓子屋などの露店約100店が出店。値引き交渉する声やお客さんを呼び込む店主の声などが飛び交い、大盛況のにぎわいを見せていました。

もち本膳の作法を学んで

もち本膳で小笠原流の作法を学んだ子どもたち

東山公民館主催の子どもステップアップ講座「おもちの学習」は3月23日、市内のレストラン世嬉の一を会場に行われました。
講座はいわて東山歴史文化振興会長の佐藤育郎さんを講師に迎え、東山町内の小学生15人が参加。もちの歴史や一関市のもち文化について、実際にもち本膳を食べながら、いただく順序や作法を学びました。
参加した鈴木景理さん(長坂小2年)は「あんこもちが一番おいしかった。礼儀作法がわかってよかったです」と話してくれました。

(広報いちのせき 平成21年4月15日号)