ふる里就職ガイダンスの様子

市が主催する『ふる里就職ガイダンス』は4月27日、一関文化センターで催されました。UIJターン就職希望者や地元に帰って働きたい学生と地元企業の面談の場として設けているもので、今年で19年目。市内を中心に企業19社が参加しました。スーツ姿で少し緊張した面持ちの学生ら約70人は、「訪問カード」を手に、興味を持った企業の人事担当者から説明を受け、熱心に質問していました。
県南を中心にスーパーマーケットチェーンを展開している会社の担当者は「4人程度募集したい。真面目な方が多いという印象。会社としては、明るくあいさつのできる人を採用したい」と意欲的でした。
盛岡の専門学校に在学中の女性は「一関で育ったので、地元に就職したい。不動産関係を希望しているが厳しい」と、仙台在住の30代後半の男性は「両親が市内にいるので、いずれUターンしたいと思って参加した。これまでの経験を生かした仕事に就きたい」と話していました。
会場内には、生活・住宅相談やUIJターン登録コーナーなども設けられ、さまざまな就職に関する相談に応じていました。今年度は、夏と秋にも開催を予定しています。 

問い合わせ先
本庁工業課
電話 0191-21-8451

(広報いちのせき 平成21年5月15日号)