人と自然が織りなし 活力あふれる 交流拠点都市 いちのせき」を将来都市像に

将来の都市構造

市は、本市の都市計画に関する基本的な方針として将来都市像や土地利用、都市施設などの整備方針を定めるとともに、長期的な「まちづくりの指針」としての役割を果たす「一関市都市計画マスタープラン」を策定しました。
計画策定に当たっては、学識経験者、関係団体の代表者、まちづくりスタッフバンク登録者、関係行政機関職員などで構成した都市計画マスタープラン策定懇話会を5回にわたり開催して意見をいただいたほか、ワークショップ(都市計画区域別まちづくり懇談会)、パブリックコメントなどで多くの市民から提言をいただきながら進めてきました。
都市計画マスタープランの概要をお知らせします。

計画の目標年次

平成37年

計画の構成
全体構想

市全体の市街化と自然環境との調和を図りながら望ましい都市整備を進めるための方針として、次の内容について定めました。

  1. 将来都市像…一関市総合計画で掲げた将来像の「人と人、地域と地域が結び合い 未来輝く いちのせき」の実現に向け、都市計画としての目指すべき将来都市像を「人と自然が織りなし 活力あふれる 交流拠点都市 いちのせき」としました。
  2. まちづくりの基本目標…将来都市像の実現に向け、▼利便性・快適性・安全性に優れ、効率的で機能的なまちづくり▼広域的な連携と交流が活発に行われるまちづくり▼産業が活性化し、賑わいと活力あふれるまちづくり▼自然と調和した個性と魅力があふれるまちづくり―を4つのまちづくりの基本目標とし、まちづくりを進めていきます。
  3. 将来都市構造…本市のまちづくりの骨格となる目指すべき将来の都市構造を示しました(上図)。
  4. 分野別構想…分野ごとのまちづくりの方針として▼土地利用の方針▼都市施設の整備方針▼都市環境・景観形成の方針▼都市防災の方針▼ひとにやさしいまちづくりに関する施策の方針―を定めました。
  5. 地域別構想…各地域の将来像、地域づくりの方針を定めました。
地区別構想

都市計画区域を設定している一関地域、千厩地域、東山地域の都市計画区域を5地区に分け、地区ごとの土地利用や都市施設の整備などのまちづくりの方針などを定めました。

まちづくりの推進方策

全体構想、地区別構想で示した目指すべき将来都市像の実現に向けた市民、行政の役割など、まちづくりの推進方策を定めました。
  
都市計画マスタープランの全文は、本庁都市計画課、各支所建設課に備え付けるほか、市ホームページにも掲載しています。

問い合わせ先
本庁都市計画課 電話0191-21-8541

(広報いちのせき 平成21年6月15日号)