千厩で赤ちゃん相撲大会

笑って泣いて、健やかに
名勝負、軍配はどちらに─
第7回みちのく千厩赤ちゃん相撲大会は10月11日、千厩町の愛宕神社境内で開催されました。赤ちゃんの健やかな成長を願った大会に、市内はもとより遠くは北海道釧路市などから約260人が参加。6カ月から1歳半までの豆力士たちは、豆絞りに法被、化粧まわしに身を包み、地域の女性たちが務める親方に抱かれていざ勝負。「どっこい、どっこい、どっこいな」の掛け声で顔を見合わせると、笑ったり泣き出したり。かわいらしい取り組みに会場は和やかな笑い声に包まれていました。
大正時代から伝わる女相撲甚句「愛宕花相撲」の土俵入りも華やかに繰り広げられました。

園児と祖父母の芋の子会

あったかくておいしい!
まん丸の芋の子汁をおなかいっぱいに食べました
東山公民館が主催する第2回家庭教育学級は10月9日、長坂保育園で催され、園児と祖父母など約120人が参加し交流を深めました。
園児たちは、祖父母らと一緒におはなしグループ「マザーリーフ」の皆さんによる絵本の読み聞かせやエプロンシアター、「はらぺこあおむし」の人形劇などを鑑賞。その後に、おにぎりと芋の子汁の昼食を楽しみました。「絵本おもしろかったね」「おうちでも読んでね」などと会話が弾み、楽しい秋の一日を過ごしました。
つき組の菅原琴音ちゃんは、「おばあちゃんが来てくれてうれしかった」と笑顔を見せてくれました。

花泉マラソン大会「瀬古杯」

青空の下花泉路駆ける
瀬古さん(左上)の号砲で一斉にスタートする選手たち
花泉マラソン大会「瀬古杯」は10月10日、花泉中グラウンドを発着点に行われました。20回目の今年は、大会名にもなっている瀬古利彦さんを迎え、市内外から約730人の選手が、4部門(2・3・5・10キロ)15種目(年代別)で健脚を競いました。大会は、スターターを務める瀬古さんの号砲で3キロの部からスタート。瀬古さんも5キロ一般の部で参加者と一緒に走り、沿道の声援を受けて快走しました。
親子2キロの部では、高橋琢也さん・拓暉君親子(奥州市)が見事優勝。数々のレースで優勝している拓暉君は、「少し疲れたけど、来年も優勝目指したい」と話してくれました。

室根一周駅伝競走大会

優勝目指しタスキつなぐ
秋晴れの下、各世代がタスキをつないで力走しました

第52回室根一周駅伝競走大会は10月11日、旧津谷川小前から室根東小までの7区間19.3キロの特設コースで行われ、一般6チーム、部対抗などでエントリーした中学生5チームが参加しました。歴史を刻み続けてきた同大会。選手たちは秋晴れの下、沿道からの声援を受けながら力強くタスキをつなぎ、健脚を競いました。昨年度にコースの一部を変更し走りやすくなったコースで、今年は五つの区間新記録が生まれました。
2年ぶりに上折壁体育協会(1時間18分44秒)が一般の部で優勝。中学生の部では、室根中S(1時間10分48秒)が優勝しました。

ママさんパパさんバレー

はつらつプレーで熱戦
大きな声援を受け、懸命にボールを追う選手たち

「第42回ママさん、第37回パパさんバレーボール大会」は10月11、12日の両日、大東野球場を会場に催され、ママさん46チーム、パパさん85チームが出場して熱戦が繰り広げられました。
さわやかな秋晴れの中、球場いっぱいに設営されたコートで、各チームは揃いのユニフォームに身を包み、日ごろの練習の成果を発揮。和気あいあいの中にも白熱したプレーを繰り広げていました。選手たちは、応援団の熱い声援を受け最後まであきらめずボールを追いかけ、心地よい汗を流し、親睦と交流を深めました。

川崎地域でリーダー研修

地域に求められる力学ぶ
地域づくりについて学んだ参加者
川崎公民館主催の川の大楽校講座は10月16日行われ、高崎経済大学櫻井常矢准教授が「協働のまちづくり~市民が参画する地域社会について~」の演題で講演しました。川崎地域での講演は、今回が2回目。地域のリーダーとして活躍している自治会長や女性部長ら55人が参加し、協働をキーワードに地域づくりについて学びました。
櫻井准教授は、「地域に求められる力とは、話し合いを通して地域の課題を洗い出し、目的を見出すこと」と訴え、「当たり前になっていることから抜け出す努力をしてほしい」と語り掛けました。参加者らは、講演を実践活動に生かしたいと、真剣に耳を傾けていました。

舞川の「蓬田神楽保存会」

神楽用のステージを整備

新しい舞台で勇壮な舞を披露した蓬田神楽保存会

舞川字蓬田を拠点に活動している蓬田神楽保存会(伊藤一会長)はこのほど、宝くじの助成金を受けて、組み立て式の神楽舞台を整備しました。地元蓬田の大威徳天満天神宮へ奉納しようと明治25年創設された蓬田神楽。後継者不足から消滅の危機に瀕したものの、昭和56年、保存会が設立され、地域全体で神楽の伝承を行う傍ら小学校で鶏舞指導などを行ってきました。
9月9日には、大威徳天満天神宮の例祭に合わせて、整備した神楽舞台で地域の皆さんに舞を披露。伊藤会長は「さまざまな機会に活用し、地域のコミュニティー活動に役立てていきたい」と抱負を述べていました。

(広報いちのせき 平成21年11月1日号)