二十歳のチカラ

まちの将来を担う若者は地域の宝。
今年は1347人が新たに成人の仲間入りし、新たな一歩を踏み出しました。
今年、成人式に新たな風が吹きました。
17人の新成人が企画した記念行事「Ecojoy×20」です。
成人式の模様と、17人の企画委員の動きを追いました。

成人の決意と自覚胸に

笑顔があふれる新成人

平成22年成人式は1月10日、一関市総合体育館で行われ、新成人1111人が出席しました。ことしは平成元年4月2日から2年4月1日に生まれた人で、初めて平成生まれの人が対象となりました。

市民憲章の唱和を先導した佐藤仁美さん

式典は、国歌斉唱の後、室根町出身の佐藤仁美さんの発声により、全員で市民憲章を唱和。勝部市長は「明確な目的意識を持ち日々の仕事や学業生活に取り組み、主体的に自己の進路を選択・決定できる能力やしっかりとした勤労観、職業観を身に付け、さまざまな問題にたくましく対応できる行動力と責任のある社会人になってほしい」と式辞。菅原啓祐市議会議長、佐々木一榮県議会議長の祝辞の後、千厩町出身の千葉理気さんに鈴木教育委員長から記念品が贈られました。

新成人を代表して力強く決意を述べた細川かほるさん

新成人を代表し、東山町出身の細川かほるさんが「この成人式がスタート地点。一人一人の目指す道は違うが、帰り着くのは故郷である一関。どんなことでも乗り越えられる人間でありたい」と決意を述べました。
記念行事は、初の試みとして行われました。17人の新成人が委員となって企画した「Ecojoy×20」を発表。深刻な地球環境問題の現状と市の取り組みなどを映像で紹介し、最後に「身近なエコを今日から始めてみましょう」と提言。新成人は大きな拍手で賛同していました

成人式の様子

会場の一関市総合体育館前は再会を喜び合う新成人でいっぱいでした

会場の一関市総合体育館前は再会を喜び合う新成人でいっぱいでした
久しぶりに会った友人同士、話が弾み笑顔が絶えません

久しぶりに会った友人同士、話が弾み笑顔が絶えません

2階席から晴れ姿をカメラやビデオに収め、拍手を送る家族
2階席から晴れ姿をカメラやビデオに収め、拍手を送る家族
市民として、力強く元気に市民憲章を唱和しました

市民として、力強く元気に市民憲章を唱和しました
記念行事として成人式企画委員会が、身近でエコな取り組みを提言

記念行事として成人式企画委員会が、身近でエコな取り組みを提言
懐かしい顔がそろった出身中学校ごとの記念撮影

懐かしい顔がそろった出身中学校ごとの記念撮影
終了後も話の尽きない新成人

終了後も話の尽きない新成人

(広報いちのせき 平成22年2月1日号)