大町にモデル店舗を開設

大町通りに3月まで出店している「いちのせき元気力プラザ」

東北学院大は市、大町商店街関係者、ベガルタ仙台などと連携し、地産地消型商店街形成を目指し取り組んでいます。全国商店街支援センターの助成を得て行っているもの。大町通りの空き店舗に1月から3月までの期間限定で開設している「いちのせき元気力プラザ」で特産品の直売を行い、この施設を拠点に地元商店街と農業、工業との連携を強めながら、にぎわいのある商店街の形成を目指します。 店舗は面積83.5平方メートル。品揃えは野菜、菜種油など農産物や農産加工品、手工芸品、レターセットなど。営業は木曜、金曜以外の午前10時から午後5時です。
推進組織として、同大関係者、商店街関係者、市、市民活動団体などにより「おおまち元気力会議」を設立。同会議主催による講演会を開催したほか、3月にはイベントも計画しています。

商店街活性化の方策を探るための講演会に多数が参加

2月10、11日には、金沢市の㈱アスリック代表取締役の濱博一さんと高山市の㈲地域自然研究所所長の近藤紀巳さんが一関文化センターで講演。商店街関係者などのべ100人が聴講しました。
「お店の経営・地域の資源」と題し講演した濱さんは、不況の中売れている商品の共通点について、物語のある産品づくりをしていることを挙げ、「物を作る農業、工業に対し、商業がつくるのはご縁と信頼。当たり前のことをきちんとする感謝の経営が成功につながる」と語りました。

(広報いちのせき 平成22年3月1日号)