みんなで一本桜を守ろう~旧折壁小で夜桜見楽会

ライトアップされた一本桜の下で催しが繰り広げられた夜桜見楽会

むろね一本桜の会(小山謂三会長、会員66人)主催の「夜桜見楽会」は5月1日、旧折壁小学校校庭で催されました。

学校統合により昨年3月に閉校した同校。

校庭の一角にたたずみ、これまで7000人ほどの卒業生を見守ってきた一本桜を守ろうと会が設立されました。

この日は閉校となった校庭に学び育った卒業生ら住民約60人が集い、推定樹齢130年ほどの桜の木の下、三味線演奏やよさこい演舞を楽しみながらライトアップした夜桜を観賞しました。

同会は室根地域の元気な地域づくり事業(桜の巨木を活かした活性化事業)と連携して一本桜の保存活動に取り組んでいます。

きれいな川を取り戻そう~千厩川で一斉にごみ拾い

きれいな川にしようと大作戦が展開されました

弓手川(千厩川)結いネットワーク(千田恭平代表)が主催する「千厩川元気再生大作戦」は5月9日に催され、地域の自治会や女性団体、ボーイスカウト、企業などの約120人が千厩川のごみ拾いを行いました。
平成15年から年に数回行われ、今回で21回目。

千厩、清田、奥玉の各地区の本流や支流など数カ所に分かれて行われました。

今回初めて加わった支流の参加者は「気にはしていたが声をかけられて初めて参加しました。川に入ってみると、今まで気がつかなかった大きなごみや、生活雑排水が気になりました。これからも続けてきれいな川にしていきたい」と話していました。

お馬さんはかわいいね!~アストロ・ロマン大東

初めて乗るポニーに笑顔がこぼれる小学生

大東町のアストロ・ロマン大東では、ゴールデンウィーク中に「ニジマスつかみ取り大会」「MTB(マウンテンバイク)乗り放題!」「親子でパン焼き」などのイベントが行われ、大勢の親子連れでにぎわいました。
5月3日に行われた「ポニーに乗ろう!」では、先着20人までの小学生が無料で体験できるとあって、時間前から長蛇の列が。

中には泣き出す子もいましたが、初めて乗るポニーに「高かった。おもしろかった」「お馬さんはいいな!」などとてもうれしそうでした。
そのほか、竹にパン生地を巻き付けて炭火で焼く「親子でパン焼き」なども人気でした。

真剣勝負で「はっけよい」~「子どもの森」に110人参加

昔の遊びや手作りの品を使ったさまざまな遊びで楽しんだ子供たち

41回目となる「子どもの森」(佐々木健太実行委員長)は5月9日、磐井川河川敷山目側で催されました。

昔の遊びを体験してほしいと高校生や一般ボランティア約50人がスタッフとして携わり運営。

晴天に恵まれたこの日、参加した約110人の親子連れらは竹馬やこまなどの昔の遊びから水ロボットなど、11種類の遊びを満喫しました。
中でも「きょだいずもう」は今年初めてお目見え。

段ボールでできた高さ約1mの力士を、両側の参加者がベニヤ板製の土俵を揺すって勝敗を競いました。

菅原遥さん(南小3年)は「大きなお相撲さんでの勝負は楽しかった。何回か勝ちました」と笑顔で話してくれました。

春の川原で釣りを楽しむ~砂鉄川に親しむ集い開催

当たりの感触を楽しむ参加者

市内で桜の花が満開となった5月4日、「砂鉄川に親しむ集い」は川崎町の砂鉄川河川敷で催されました。

17回を数える同集いに、町内外から親子連れなど約70人が参加してにぎわいました。

参加した子供たちは、砂鉄川のごみを拾った後、実行委員会の高橋清人さんから砂鉄川から採取したヒラタカゲロウや川ゲラなどの生き物を見せられると、手で触れて観察していました。

この日、砂鉄川には2000匹のニジマスが放され、参加者たちは思い思いの場所に移動し、釣り糸を垂らして魚の当たりを楽しんでいました。

太古のロマンを胸に感じ~親子で化石採りに挑戦

化石採りに挑戦した親子

石と賢治のミュージアムが主催する「化石のお話と化石採り」は5月9日、市内外から親子連れなど約50人が参加して行われました。
5月10日の地質の日にちなみ、地球や化石について理解を深めてもらおうと企画されたもの。

国立科学博物館の椎野勇太さんを講師に、化石の成り立ちや特徴について講話を聞いた後、唐梅館総合公園内で化石採りに挑戦しました。

子供たちは、金づちで石を割ってウミユリやコケムシの化石を見つけるたびに歓声を上げ、約3億年前の石炭紀へ思いをはせていました。

ベゴニアの原産地を紹介~ペルー写真パネル展開幕

マチュピチュの遺跡景観などの写真に見入る来場者

花泉町の花と泉の公園ベゴニア館の開館10周年を記念した「ペルー写真パネル展」は4月29日、同館を会場に開幕しました。

同展は市が今年行ういちのせき元気な地域づくり事業の一つとして市が主催したもの。
会場には、世界遺産『マチュピチュの歴史保護区』の風景写真など、ベゴニアの原産地として知られる同国の写真パネル30点と民族衣装が展示され、同国を紹介するプロモーションDVDも常時上映されています。

同展は、写真パネルの入れ替えをしながら10月31日まで開催され、民族音楽コンサートなど各種イベントも計画されています。

(広報いちのせき 平成22年6月1日号)