一関市

頑張れ！藤原麻起子投手

6月23日から南米のベネズエラで開催される「第12回世界女子ソフトボール選手権大会」の日本代表チームに、千厩町出身の藤原麻起子投手が選ばれました。

藤原投手は平成10年、千厩中ソフトボール部で全国大会優勝。星野高（埼玉）、東北福祉大を経て現在は日本リーグ女子1部の日立ソフトウェアに所属。

昨年は最多勝利投手賞（15勝7敗）を獲得しており、世界選手権では日本代表のエースとして活躍が期待されています。

6月2日、千厩町内で開催された激励会には、関係者や小中学生のソフトボール選手、全国大会優勝時の千厩中チームメイトの藤野遥香選手（トヨタ自動車）など約300人が駆けつけ、千厩から世界に羽ばたく藤原投手を盛大に激励しました。

藤原投手は「たくさんの方々に支えられ代表になることができたと思う。感謝の気持ちを結果で表せるよう、世界一を目指してチームに貢献したい」と決意を述べました。

豊作と骨寺の願い込めて

今年で第6回目を迎えた骨寺村荘園お田植え祭が5月23日に催されました。

古来の農村景観と伝統を守ろうと開催されているもので、大阪や東京などからの荘園オーナー、学生、地元農家など約160人が参加しました。

参加者は、水田に入り、早苗を丁寧に植えていました。

大阪から参加した会社員小池敏雄さん（63）は「とても好きな所。私の故郷の景色によく似ている。来るたびにここに住んでいる方々の荘園を保存する思いを感じる」と語っていました。

華麗に咲き誇る大輪の花

花泉町の花と泉の公園ぼたん園では春先の天候不順により例年よりボタンの開花が約1週間遅れ、5月下旬に見ごろを迎えました。

5月22日からは、朝露に濡れたボタンを楽しんでほしいと午前5時から開園しました。

朝から晴天に恵まれた22日は、早咲き、中咲きの品種が満開に。

市内から訪れた男性は「露に濡れたボタンを撮影したいと来ました。黄色のボタンを撮りにまた来たい」と鮮やかに咲き誇る花を写真に収めていました。

ぼたん・しゃくやく祭りは6月13日まで開催されました。

（広報いちのせき　平成22年5月15日号）