市道の整備

「新大久保橋」が待望の開通

三代夫婦を先頭に関係者や住民らが渡り初めを行いました

市道赤荻黒沢線の磐井川に架かる「新大久保橋」開通式は6月6日、同橋右岸の萩荘側で行われ、地元住民や関係者など約200人が生活や地域経済を支える橋の完成を祝いました。
開通式は晴天の下、勇壮な獅子舞の演舞でスタート。

同橋完成祝賀会の実行委員長を務めた阿部勝男萩荘5区長が「車ですれ違いができる橋は地域の悲願。長年に渡る関係者の尽力に感謝する」と式辞。

田代副市長は「通勤、通学、買い物などで利用する重要な橋。この橋の整備が新たな地域づくりのきっかけになってほしい」と祝辞を述べました。
橋名板揮ごう者への賞状と記念品の贈呈、テープカット、くす玉開披の後は、2組の三代夫婦を先頭に、関係者や住民らが渡り初めを行いました。

三代夫婦の一人、石川重雄さん(60)=萩荘=は「着工から竣工まで長くかかり、不便もあったが立派な橋が出来上がった。大いに利用していきたい」と喜びを語っていました。
昭和42年に架設された大久保橋は幅員4.5メートルと狭く、車両のすれ違いが困難なこと、老朽化が目立つようになったことから架け替えの必要性が高まっていました。

調査の結果、橋の長期間通行止めが難しいことや歩道用としては十分活用できることから橋の下流側に新しい2車線の橋を架けることとし、今までの大久保橋は歩道として利用していくこととしました。
新大久保橋は平成15年から調査を始め、18年工事に着手。

橋長102メートル、幅員7メートルで、総事業費は約5億4000万円です。

ふるさと応援寄附

63人から2441万円の善意

市は20年6月から「一関市ふるさと応援寄附」を開始し、22年3月までに県内外の多くの皆さんからご芳志をお寄せいただきました。

寄附金額の合計は、2440万9844円で、寄附者総数は延べ63人となりました。

誠にありがとうございました。
皆さんからお預かりした寄附金は「ふるさと応援基金」に積み立て、今年度は岩手・宮城内陸地震で倒壊した祭畤大橋を保存する「災害遺構整備事業」に900万円を活用します。
なお、今年度から、寄附された人には宿泊優待券、市の特産品、市に関する図書の中からいずれか好きなものをお贈りしています(市外在住で1万円以上寄附いただいた人が対象)。

表寄附金の状況 ※20年6月26日から22年3月31日まで

ふるさとの歴史と自然を大切にする事業:16件、105万円
ふるさとの産業を元気にする事業:9件、32万円
ふるさとの子どもと高齢者の笑顔が輝く事業:16件、59万5000円
ふるさとのスポーツと文化を育む事業:2件、70万円
その他市政の推進に資する事業:6件、1913万5000円
市長にお任せいただくもの:18件、260万9844円
合計:67件、2440万9844円
※寄附件数と寄附者総数が一致しないのは、複数メニューに寄附いただいた人がいたため

◎問い合わせ先
本庁企画調整課 TEL0191-21-8641

子育て支援

親子で一緒に遊びませんか

近くに遊び場がない、友達と遊ばせたい、子育てについて話がしたいなどと考えている子育て中の皆さん、親子で安心して遊べるスペースがあります。子どもと遊びに出掛けてみましょう。
保育士がいるので、子育て相談も気軽にどうぞ。
※いずれも、おもちゃは用意してあります。おむつ、着替え、飲み物(麦茶)、おやつ(おにぎり、弁当、せんべい)など、お子さんに必要なものを持参してください。
◆花泉子育て支援センター 花泉町涌津字悪法師38-312

開催日時間対象児童、内容など
毎週(火)9:30~12:002歳~就園前
毎週(木)9:30~12:000歳~2歳
毎週(月)9:30~11:000歳から就学前で、言葉やからだの発達や発育が心配な児童

毎週(月)

毎月第2・第4(水)

9:30~14:30

0歳~就園前

施設開放

毎週(火)(木)(月)

毎月第1・第3(水)

12:00~14:30

0歳~就園前

施設開放

毎月第3(水)

23年3月は第2(水)

10:30~11:00読み聞かせボランティア(風の森ココロ)によるお話し会

◆花泉保育園地域子育て支援センター 花泉町花泉字原15-5

開催日時間対象児童、内容など

毎月第1(水)

※11月と23年1月は第3(水)

9:30~11:300歳~就園前

◆千厩保育園子育て支援センター室 千厩町千厩字宮田23

開催日時間対象児童、内容など
毎月第2・第4(水)9:30~11:300歳~就園前

◆室根子育て支援センター 室根町折壁字八幡沖373-1電話0191-64-3219

開催日時間対象児童、内容など
毎週(木)9:30~11:300歳~就園前

◎問い合わせ先

花泉子育て支援センター TEL0191-82-1826

(広報いちのせき 平成22年7月1日号)