川崎・弥栄は市営バス、長坂・猿沢はタクシー車両のデマンド方式―地域に合った形で本格運行

4月から本格運行が始まった川崎・弥榮地区の市営バス

市は、4月から「川崎・弥栄地区」「長坂・猿沢地区」で、新しい形のバス交通の本格運行を始めています。

地域に合ったバス交通の形を探るため、21年4月から試験運行を行い検討した結果、本格運行に移行したものです。
各地区の試験運行の結果と本格運行の形式については、下のとおりです。
なお、「舞川地区」でも試験運行を行いましたが、結果的に元に戻して運行を続けています。

利用者の実態に合わせ、運行形態は随時見直し

市内のバス交通利用者は年々減少していることから、運行回数や運行形式などは、利用者の生活実態に合ったものとして随時見直しする必要があります。
市は今後、バス交通路線を中心に、特に高齢者からの聴き取り調査を実施し、利用者数の予測を行い地域に合った運行形式などに見直すこととしています。
問い合わせ先
本庁協働推進課
長坂・猿沢地区
東磐交通が猿沢線として路線バス運行。平均利用者数が1.2人と極めて少ないことから、タクシーによるデマンド(予約応答)形式で試験運行。

他の交通機関への乗り替えや予約のわずらわしさなどで利用者が半分程度に減少したものの、生活の足の確保と運行経費の軽減が可能となるため、停留所をふやすなど、試験運行の内容を一部変更してデマンドタクシー形式で本格運行。
料金は一律、1回300円。
川崎・弥栄地区
川崎弥栄診療所の患者輸送バス(無料)の廃止に伴い、市営バス形式(定時定路線運行)で試験運行。

患者輸送バスと比べて利用者は減少。その差が大きくないことから、利用者の意見をふまえて住民の足を確保するため、試験運行と同じ内容で本格運行。
料金は一律、1回200円。
舞川地区
なの花バスとして県交通に依頼運行しているものを、峠・番台コースの小塚~小戸~峠の区間について、デマンド形式で21年9月まで試験運行

利用者数に大きな変化はないものの予約がわずらわしいとの声があり、経費の増減もないことから以前のなの花バスの運行内容に戻し運行

露天風呂に新たな原泉~真湯山荘温泉センター

真湯山荘温泉センター露天風呂
 真湯山荘温泉センターは、7月23日(金)から営業を再開しました。
 温泉としては、これまでよりも温泉成分が豊富で、見た目が茶褐色の「鹿の湯」源泉を露天風呂に使用しています。
 内風呂は入浴可能ですが、源泉のポンプが故障しているため、当分の間温泉の供給はできません。
 また、8月17日(火)から10月上旬までは、温泉センター休憩施設の新築工事に伴い、再び営業を休止します。
問い合わせ先
本庁商業観光課電話0191-21-8413または本庁観光戦略推進本部事務局
(広報いちのせき 平成22年8月1日号)