日独学生が交流を深める

「狙いはOK」と笑顔で姿勢を確認「タコモコタン~」のリズムの“渡り”の太鼓を大東校鹿踊部部員(右)に教わるドイツの学生(左)

日本体育協会主催の日独スポーツ交流で来日したドイツバイエルン州出身の9人が7月25日から6日間、本市を訪れました。

一行は、公募などで選ばれた市内の家庭にホームステイ。

市内の高校生とスポーツや文化で交流したり、厳美渓や猊鼻渓などの観光地を訪れたりしました。
28日には、一関武道館で一関一高弓道部員らに教わりながら弓道を体験。

エーファ・グルーバーさん(17)は「疲れたけれどおもしろい」と、力いっぱいに弓を引き、初めての弓道を楽しんでいました。
29日は、大東高鹿踊部による演舞を観賞・体験し、郷土芸能に触れました。

同部部長の伊東志穂さん(3年)は「また見たいと思わせたい」と力強く演舞し、鹿踊りの素晴らしさをアピール。

部員らは表現力や体力の違いを感じながら、今後も多くの人たちと交流したいと意欲的でした。
 国際経験豊かな指導者を育成するため、スポーツや文化を通じて交流する同事業。

一関を訪れるのは9年ぶりです。

自然を体験し交流深める

イワナのつかみ取り

金沢小学校と市谷小学校(東京都新宿区)の4、5年生が触れ合う「市谷交流」(両校PTA実行委主催)は7月24日からの3日間、花泉町内の各会場で金沢小から47人、市谷小から65人が参加して行われました。

金沢地区の「刈生沢の滝」で行われたイワナつかみ取りでは、渓流にイワナ250匹を放流。

水着に着替えた児童たちは、イワナを捕まえようと大歓声を響かせていました。

捕まえたイワナは炭火で塩焼きにして味わいました。

23年目となる同交流。

来春には、金沢小児童が東京を訪れ、友情を深めます。

音楽と料理でペルー満喫

アンデスの伝統音楽フォルクローレを奏でるロス・ラティーノス

花と泉の公園内のベゴニア館開館10周年を記念したイベント「ペルー音楽&ペルーランチ」(一関市元気な地域づくり事業と花泉観光開発㈱の共同企画)は7月24日、同公園内レストランを会場に催されました。
ベゴニア原産地としても知られる同国との友好を深めようと開催した同イベント。

フリオ・カルデナス駐日ペルー公使も訪れ、来場者約90人と共に本格的な同国の料理を味わいながら、「ロス・ラティーノス」によるフォルクローレ演奏を楽しみました。

(広報いちのせき 平成22年8月15日号)