商工祭/農業祭
郷土自慢の物産ずらり 商工祭
商工祭は、10月22日から3日間、一関文化センター体育館を会場に行われました。
地場産品バザールや工業コーナーなどが設置され、地元特産品が勢ぞろい。祝い餅つきやモッフルコンテストなど連日さまざまなイベントが行われ、会場を沸かせていました。
23日には、姉妹都市・福島県三春町の民芸品「三春人形」の製作実演が行われました。
当市東山町の東山和紙を使用した張子人形づくりで、姉妹都市との伝統の技を通したコラボレーションが実現。
実演を行った三春町恵比須屋の17代当主・橋本広司さん(65)は「東山和紙は破れにくく、質感もしっとりしている」と、張子人形との相性の良さを強調。
東山和紙づくり職人の鈴木英一さん(68)=東山町=は「今後の利用につながれば」と期待を寄せていました。
同会場には、三春町をはじめ、友好都市の宮城県気仙沼市、奥州市など近隣の市町からの出店も多数。伝統工芸品や海産物など多くの品が会場を彩りました。
大地の恵みと味が集合 農業祭
農業祭は10月30、31の両日、一関市総合体育館前広場で催されました。
開会セレモニーのもちまきで、にぎやかに祭りがスタート。市内の産直組合らによる新鮮野菜や加工品などの農産物直売をはじめ、木材製品の展示販売、地元食材を使った屋台村などが会場いっぱいに立ち並びました。
いわて南牛まつりも行われ、新メニューの試食や串焼き販売などが好評でした。
特設ステージでは丸太切り大会、牛の鳴き真似コンテストなど多彩なイベントが行われ、祭りを盛り上げました。
会場には、本寺地区で栽培している糖度の高いカボチャ「南部一郎」のマスコットキャラクターが登場。子供たちと握手をしたりジャンケンをしたりと、人気を集めていました。
同時開催のみちのく発動機まつりには、東北、関東を中心に集まった約70人の愛好家が100台以上の発動機を展示。レトロな姿に注目が集まっていました。
(広報いちのせき 平成22年11月15日号)
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