育てる男が家族を変える

「正しい子育てはないけれど、子供たちの手本になる生き方を心掛けている」と語った山田亮さん無料でおさがりの子供服や靴などを持ち帰る「子ども服おさがり広場」はたくさんの人だかりに

「いちのせきやさしいチカラフェスティバル」は11月28日、一関文化センターで催されました。市の「いちのせき元気な地域おこし事業」の一つで行われたもの。

「イクメン(育児を積極的に楽しむ男性)応援イベント」と銘打って、“スーパー主夫”山田亮さんのトークショーやご当地ヒーローショーなどの舞台部門、子ども服お下がり広場やクリスマスリース作りのコーナーなどの各コーナーに、家族連れなど約1000人が訪れました。
12時の開場時には、ご当地ヒーローのゲイビマンやマブリットキバから手渡される先着プレゼントを求めて長い行列ができました。

舞台部門は大東町を拠点に活動するドリームキッズの歌声で開幕。

山田亮さんは「~きっと毎日が楽しくなる~心地いい家族のカタチ」と題し、自身の家事、子育ての経験を紹介しながら「親は育児に関わることで親になる。家族みんなで笑顔で過ごしたい」とし、「家事は楽しい生活のための手段」とコミカルに訴えました。


地元の方言や文化を理解

『方言詩の世界210』と題して講演する菊池幸見アナウンサー

『ことばの地元学講座「さざほざど・語ろう!」イン花泉』は11月27日、花泉町の花夢パルを会場に約130人が参加して催されました。
花泉町に伝わる方言や昔話、童歌などの記録や伝承を目指す「さざほざど・な○会」がこれまでの活動成果集「さざほざ」の発刊を記念し、同集に収録した昔話や童歌などをメンバーが発表。

市内の二つの語り部グループも昔話などを披露しました。

IBC岩手放送の菊池幸見アナウンサーによる方言についての記念講演もあり、言語文化への理解も深めました。


「やっこ凧」作りに挑戦!

やっこ凧の型に和紙を張り付けるポイントを教わる児童

猿沢公民館が主催する放課後子ども教室特別教室のやっこ凧作りは11月27日、小学生15人が参加し、大東農村環境改善センターで行われました。
学習アドバイザーの菊地幸治さんと小野寺作衛さん、及川榮さんの3人がたこ作りを指導。

児童らは竹ひごを丸くわためて型を作るのに苦労しながらも、和紙を貼り合わせて絵付けをして仕上げました。

その後は作ったたこでたこ揚げも行いました。
参加した児童は「竹を結ぶのが難しかったけど、たこを作るのは楽しかった」と話していました。

(広報いちのせき 平成22年12月15日号)