目標は全中総体出場 夢のトップリーグへまっすぐ進む

ソフトボール全国女子ジュニア選抜チームで活躍する那須千春さん

ソフトボール全国女子ジュニア選抜チームで活躍
那須千春さん
日本ソフトボール協会全国女子ジュニア育成中央研修会優秀選手として台湾遠征に参加。
大東中ソフトボール部主将。
同中2年。
大東町摺沢

千春さんは、昨年11月に静岡県で行われた日本ソフトボール協会主催の平成22年度全国女子ジュニア育成中央研修会で全国9ブロック90人の選手から17人に選抜された優秀選手の一人。
2年生では、千春さんと広島県の選手の2人だけ。
全中総体を経験した実力選手がほとんどで「みんな元気で試合中の声掛けも素晴らしい。日本チームは強かった」と台湾遠征を振り返ります。
ソフトボールを始めたのは、8つ年上の姉・成美さんのプレーを見てから。「自分もやりたかった」と小学2年生から摺沢ブルースターズに入団。
6年生の時はエースとして全国大会を経験しました。
身体能力も抜群。
5年生で県スーパーキッズ第1期生にも選ばれました。
ソフトボールが盛んで、県内でも有数の実力校がひしめく一関地方。
大東中ではエースを務め、「全国大会出場」をチームの目標に9人の部員をまとめる主将です。
「まだまだ投球や打撃に波があり、足りないところが多い」と課題を挙げ、「大会で安定した力をいつでも出せる選手になりたい」と日々の練習に精進します。
父で中学校のコーチを務める勉さんは「今まで兄弟で遊びの中でトレーニングしてきたようなもの」と語り、「スポーツは爽やかで楽しくやってほしい」と期待を寄せます。
将来の夢は「日本のトップリーグで活躍できる選手」ときっぱり。
間近に迫った球春に遠くを見つめる瞳が輝いていました。

(広報いちのせき 平成23年2月15日号)