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地震復興に節目の50万人
いちのせき健康の森の利用者が50万人を超え、3年前の岩手・宮城内陸地震からの完全復興に新たな節目を迎えました。
平成9年の開所から多くの人たちに利用されてきた同施設。3年前の岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けましたが、昨年のスキーシーズンからはスキー場の営業を再開。
1月23日に施設全体の延べ利用者が50万人を超えました。
当日は、50万人目とその前後の利用者3人と伊藤一所長がくす玉開きなどを行い、達成を祝いました。
50万人目となったのは、二人の子供とスキーに訪れた宮城県栗原市金成の団体職員千葉孝さん(49)。景品として骨寺村荘園米10kgと切り餅など地元特産品の詰め合わせが贈られました。
千葉さんは「50万人目と聞いて驚いた。年の初めに縁起がいい」と笑顔で語りました。
また49万9999人目の市内萩荘の会社員阿部千秋さん(59)と50万1人目の宮城県登米市中田町の会社員羽信彦さん(43)にも景品が贈られました。
迫力ある演舞で冬を熱く
『大東Yosakoi恋・来い連「菅原組」』が主催する「すりさわyosakoiまつり」は1月30日、大東コミュニティセンターで催されました。
県内外のよさこいグループと市内のグループなど合わせて19団体、約430人が参加。
熱のこもった演舞が繰り広げられました。
地元の摺沢小5・6年児童の演舞で幕開けし、それぞれのグループが3回演舞を披露。
平成18年に始まり、今回で3回目のこのイベント。
最後は参加者全員による総踊り「よっちょれ」で、会場内は熱気に包まれました。
平和祈る舞台盛岡で喝采
市民を中心としたキャストが平泉の世界遺産登録を願って演じたミュージカル「平泉・夕焼けの向こうに」の盛岡公演は1月16日、盛岡市の県民会館で催されました。
20年3月の初演以来4度目の公演。
平泉文化の平和思想を世界に伝えたいと56人のキャストが力強く演じた舞台に、約1500人の観客から大きな拍手が送られました。
阿部興実行委員長は「舞台が平泉の平和思想を理解する手助けになればと願う。平泉のDNAを引き継ぐ地元出身のキャストだからこそ、思いを伝えられたと考える」と振り返りました。