22年度 情報公開、個人情報保護制度の状況

市民の市政に対する理解と信頼を深め、市政への参加を促進し、公正で開かれた市政を推進するため、市が保有する情報の提供や公開を行う情報公開制度。
市民の個人情報を適正に管理し、その権利や利益を保護するため、市が行う個人情報の収集や利用などについての基本的ルールを定めた個人情報保護制度。
これらの22年度の運用状況についてお知らせします。

情報公開制度の運用状況

1.請求、申し出の状況
22年度における開示請求(情報公開条例の適用を受ける公文書が対象)は65件、任意開示申出(合併前の旧市町村の公文書公開条例または情報公開条例施行前に作成、取得した公文書が対象)は12件で、合わせて77件でした。
これらについての決定・回答の状況は、表1のとおりです。
「部分開示」と決定したものは、情報公開条例に定める「個人または法人などの権利利益を害するおそれがある」とされたことによるものなどです。

2.請求、申出者の内訳
開示請求、任意開示申出者の内訳は、個人28件、法人その他の団体49件です。

3.対象情報の内容
請求などの対象情報の内容別処理件数の状況は、表2のとおりです。

4.実施機関別処理件数
請求などの実施機関別処理件数の状況は、市長72件、議会1件、教育委員会4件です。

5.不服申立ての状況
不開示の決定などに対する、行政不服審査法に基づく不服申し立てはありませんでした。

6.審議会などの公開
審議会などの会議の公開に関する要綱に基づき、審議会の開催案内および開催結果について、ホームページに掲載するとともに本庁1階の市民の室へ掲出を行いました。 

表1開示請求、任意開示申出の決定・回答の状況

区分 請求件数 決定・回答の内容
全部開示 部分開示 不開示 存否応答拒否 不存在 取り下げ
開示請求に対する決定 65 33 27 0 0 2 3
任意開示申出に対する回答 12 9 3 0 0 0 0
合計 77 42 30 0 0 2 3

表2開示請求、任意開示申出の内容別処理件数の状況

区分 処理件数
行政区に関するもの 2
住所に関するもの 2
契約に関するもの 13
建築確認に関するもの 6
入札に関するもの 9
開発許可に関するもの 4
その他 41
合計 77

個人情報保護制度の運用状況

1.自己情報の開示請求の状況
22年度における自己の個人情報の開示請求は、5件でした。
請求の決定内容、対象情報の内容状況は、表3のとおりです。
なお、決定の内容などに対する行政不服審査法に基づく不服申し立ては1件でした。

2.個人情報保護審議会の状況
諮問案件がないため、開催しませんでした。

表3自己情報開示請求の処理状況

(1)処理件数 決定・回答の内容
全部開示 部分開示 不開示 存否応答拒否 不存在 取り下げ
3 1 0 0 1 0

(2)請求の対象

情報の内容

別処理件数

国民健康保険に関するものなど 5件

問い合わせ先

本庁総務課電話21-8221

(広報いちのせき 平成23年5月15日号)