植樹祭の様子

岩手・宮城内陸地震から3年目となる6月14日、市内厳美町市野々原地区で復興記念植樹祭が行われました。

植樹祭には厳美、本寺、達古袋小学校から児童47人、関係者のほか一般公募の22人が出席。

式典では参加者が東日本大震災の犠牲者に黙とう。
勝部市長は、「予定を前倒ししての復旧が成し遂げられたことに地域の底力を見た思いがし、心から感謝申し上げます。落橋した祭畤大橋と市野々原地区の天然ダムは岩手・宮城内陸地震の象徴。災害遺構として後世に残し、伝えていきたい」と挨拶しました。

約200人の参加者は、治山工事が終了した斜面へ移動し、ブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、コブシなど広葉樹の苗9種類500本を植樹。
着実な復興を実感しながら、災害に強いまちづくりへの思いを込め森林再生の総仕上げをしました。

植樹祭の様子植樹祭の様子植樹祭の様子

 (広報いちのせき 平成23年7月1日号)