祝、平泉文化遺産世界遺産登録

「時の太鼓」で出迎えた新幹線ホーム

「平泉の文化遺産」の世界遺産登録に合わせ、JR一ノ関駅や地元商店街で祝賀イベントが行われ、市民はもとより訪れた多くの観光客らと待ちわびた正式登録を喜び合うとともに「平泉への玄関口」としての一関の魅力をアピールしました。

一関商工会議所、一関観光協会、JR一ノ関駅と市が合同で開催するイベントは、世界遺産登録が決定した6月26日から7月3日まで行われたもの。
2日はJR一ノ関駅の新幹線ホームで降り立った観光客を「時の太鼓」の演奏でお出迎え。
また、錦町青年会による木遣りやミュージカル平泉の挿入歌のお披露目なども行われ、駅構内は活気に満ちあふれていました。

物産品やミニ七夕飾りのプレゼントのほか、つきたての餅が振る舞われ、受け取った観光客はニッコリ。おいしい餅に舌鼓を打っていました。

大船渡市の友人を見舞いに東京都から訪れた栗田千恵さん(61)は「見舞いの帰りに中尊寺に寄ってみたい。平泉の世界遺産登録は震災後の東北にとって明るい話題ですね。振る舞われた餅がとてもおいしかったので、もう一度食べてから帰ります」と語っていました。

(広報いちのせき 平成23年7月15日号)