一関市

全国高校総体、「高校生一人ひとり支える大会」へ誓い新た

高校生スポーツ最大の祭典「全国高等学校総合体育大会」。
本市では体操競技大会が開催されます。
全国から集まる選手・監督らを迎える準備が進む中、「高校生による大会開催前イベント」が6月28日、一関文化センター中ホールを会場に開催されました。

このイベントは、全国から集まる選手たちを迎えるための心構えを学び、一人一人が大会を支えるという意識を高めるために行われたもの。

当日は市内の6校が参加。大会成功を目指して県高体連が作成したTシャツを着た生徒ら約150人が会場に集いました。

「元気な一関」を発信しようと一関二高の太鼓道場部が勇壮な創作太鼓を披露。力強い太鼓の音がオープニングを飾りました。
生徒推進委員長の佐藤亜津美さん（花泉高3年）が「今回の震災で沈みがちな地域を活性化させていきましょう。高校生のチームスピリットを合言葉に岩手・一関・東北が元気になれるようみんなでがんばりましょう」と呼びかけ、勝部市長は「今、一関でやれることをみんなでやっていこう。岩手・一関の底力を見せていきたい。笑顔を忘れず、おもてなしの心でお迎えしよう」と激励しました。

続いて「おもてなしの心」についての講話があり、講師のいわいの里ガイドの会、白澤剛一会長は「笑顔で爽やかに元気よく。丁寧に接すれば大丈夫です」とアドバイス。

その後、全国から集う選手団を歓迎しようと各校で取り組んでいる内容を発表。カウントダウンボードや観光ガイド、激励のぼり旗作成や案内ボランティアなどの取り組み事例を紹介。
この日参加できなかった高校からも活動の報告がありました。

参加した高校生は自分たちができること、役割を再認識し、大会の成功に向け決意を新たにしました。

全国高総体体操競技大会は8月6日から9日まで一関市総合体育館を会場に開催されます。　　

電波の日表彰、地デジの普及促進に貢献した当市が受彰

地上デジタル放送移行に際し本市が行ってきた取り組みが、地上デジタル放送の普及促進に貢献したと評価され、総務省「電波の日・情報通信月間」東北総合通信局長表彰を受賞しました。
今回の表彰では、地上デジタル放送や電波利用の普及促進、情報通信の発展などに貢献した本市を含む5個人、9団体が表彰されることとなりました。

今回の表彰は、本市の「地デジ支援センター」の設置、地域イントラネット事業で整備した光ケーブルを活用したデジタルテレビ中継局のネットワーク化やギャップフィラー整備などのテレビ放送送信対策など、地上デジタル放送移行に向けた数々の先進的な取り組みが高く評価されました。

この表彰は、岩手・宮城内陸地震の際、地域住民に対する防災情報提供システムなど住民の安全・安心のための情報通信利用環境を市が短期間に整備した功績が認められ、平成21年に受けて以来、二度目となります。

6月29日、総務省東北総合通信局の井澤一郎局長が市役所本庁を訪れ、勝部市長に表彰状を伝達。
「地上デジタル放送への移行については、細かいところまで十分に対応できるか不安もあったが、市独自のセンターを開設して対応いただいた」と、感謝の意を話す井澤局長に勝部市長は、「当市は東西に広く、入り組んでいる。従来からテレビの難視聴が大きな課題であった」と語り、これまで通りきめ細かく難視聴エリア解消への対策を継続する決意を新たにしていました。

※広報7月1日号7ページ、「地上デジタル放送関係の問い合わせ先」中、「本庁企画調整課」とあるのは、「本庁市政情報課」の誤りです。お詫びして訂正いたします。

ふるさと応援寄附、100人から3075万円あまりの善意

平成20年6月から開始した「一関市ふるさと応援寄附」は、23年3月までに県内外の多くの皆さんからご芳志をお寄せいただきました。

これまでいただいた寄附金の合計額は、3075万5172円で、寄附者総数は、延べ100人（団体など含む）となりました。
ありがとうございます（寄附メニューごとの詳細は下表参照）。

皆さんからお寄せいただいた寄附金は「ふるさと応援基金」に積み立てをしており、今年度は「企業フォローアップ事業」「中学生最先端科学体験事業」「JFAこころのプロジェクト」「スポーツ合宿招へい事業」の各事業に616万円を活用させていただくこととしています。

なお、市外在住の個人で1万円以上の寄附をされた人には、▼宿泊優待券▼市の特産品▼市に関する図書―の中からご希望のあったものをお贈りしています。

表、寄せられた寄附の内訳

問い合わせ先

本庁企画調整課電話21－8641

（広報いちのせき　平成23年7月15日号）