COVER★国際姉妹都市提携調印式
撮影日 11月19日 場所 ベリーノホテル一関

国際姉妹都市提携調印式

旧藤沢町が08年に姉妹都市提携したオーストラリア・セントラルハイランズ市(以下「セ市」)と一関市との「国際姉妹都市提携調印式」は11月19日、ベリーノホテル一関で行われ、勝部修、ピーター・マグワイヤー両市長が国際姉妹都市の盟約書に署名しました。

午後6時半から行われた調印式には、両市、両議会、市内の国際交流関係者ら約100人が出席。
両国の国歌斉唱、市民憲章の唱和に続き、スクリーンに両市の紹介と交流の歩みを映して友好の歩みをたどりました。

姉妹都市提携文案が紹介された後、菅原啓祐市議会議長、牧野茂太郎同副議長とゲイル・ニクソン、ペニー・バルジャー両セ市議員を立会人に、勝部、マグワイヤー両市長が盟約書に署名、市旗と記念品を交換してがっちり握手を交わしました。

調印後の会見で勝部市長は「藤沢町時代から重ねてきた交流と築いてきた歴史を一関市が受け継ぎ、さらに大きく広げていきたい」と述べ、「特に若い世代が姉妹都市提携の恩恵をしっかり受けられるまちづくりを進めたい」と交流の推進を誓いました。
マグワイヤー市長も「両市の関係はますます深まると思う。教育・文化・産業・経済・若者の交流を通じて、世界の平和と繁栄に貢献できることを信じている」と述べました。

豪州北東部のクイーンズランド州にあるセントラルハイランズ市は、面積59,884k平方メートル(一関市の約48倍)、人口31,078人(一関市の約4分の1)で主要産業は鉱工業と農業。
旧藤沢町は、セ市合併前の旧デュアリンガ町と93年に国際友好親善の町を提携し、中高生の相互派遣などを中心に交流を深めてきた。
一関市が海外の自治体と姉妹都市を提携するのは初めて

(広報いちのせき 平成23年12月15日号)