中東北の拠点目指し、さらなる飛躍を誓う

一関市と藤沢町の合併を記念する「一関市・藤沢町合併記念式典」は11月20日、一関市総合体育館で開かれ、出席した関係者や市民ら約900人が、合併を祝い、さらなる飛躍を誓い合いました。

一関市・藤沢町合併記念式典

息の合った演奏・演技を披露 した藤小マーチングバンド2 勇壮な踊りで会場を沸かせた大東高鹿踊部1
  1. 勇壮な踊りで会場を沸かせた大東高鹿踊部
  2. 息の合った演奏・演技を披露した藤小マーチングバンド
  3. 藤中吹奏楽もレベルの高い演奏を披露
  4. 総勢110人の合唱団の歌声が花を添えた
  5. 900人余りが参加した式典
  6. 合併協議会委員の皆さんには感謝状が贈られた
合併協議会委員の皆さんに は感謝状が贈られた6 900人余りが参加した式典5 総勢110人の合唱団の歌声が花を添えた4 藤中吹奏楽もレベルの高い演奏を披露3

式典に先立ち、参加者全員で東日本大震災の犠牲者へ黙とう。オープニングでは、一関合唱連合会と藤沢コーラスの合唱団、約110人が「赤とんぼ」など3曲を歌って、式典に花を添えました。
式辞に立った勝部市長は「一関市と藤沢町は、地理的にも歴史的にも結びつきが強く、古くから住民相互の交流も活発に行われてきました。次代を担う子どもたちが誇りを持てる『まち』を目指して9月26日、新しい枠組みによるまちづくりの歩みを始めました。当市の行く手には、幾多の課題が待ち受けていますが、震災からの力強い復興と郷土の発展のために、最大の努力を積み重ねていきたい」と述べました。
菅原啓祐市議会議長が「広い一関で市民の一体感を醸成し、誰もが魅力を感じ、快適に暮らせるまちづくりを進めて、後世に素晴らしい地域を残したい。市議会は、市民と一体となって、『人と人、地域と地域が結び合い、未来輝くいちのせき』の実現に、一層の努力をしたい」とあいさつしました。
続いて、合併協議会委員を務めた両市町の副市長、副町長、議員、学識経験者14人に勝部市長から感謝状が贈られました。
黄川田徹総務副大臣、主濱了参議院議員をはじめとする来賓から、合併を祝福し、今後の発展を期待する祝辞が寄せられました。
その後のアトラクションでは、県立大東高校鹿踊部、藤沢小学校マーチングバンドと藤沢中学校吹奏楽部が息のあった見事な演舞や演奏を繰り広げ、参加者から盛んな拍手が送られました。
最後に、出席者全員で市民歌を斉唱し、さらなる飛躍を誓いました。

式辞で中東北の拠点都市を目指す決意を述べる勝部市長
式辞で中東北の拠点都市を目指す
決意を述べる勝部市長

(広報いちのせき 平成23年12月15日号)