千厩町で最後の全国夫婦岩サミット

「夫婦」の名の付く地域資源を持つ全国の自治体や観光関係団体などが参加する「全国夫婦岩サミット」(同サミット連絡協議会など主催)は11月22、23の両日、千厩町で開かれた。
20 回目の今回は「子孫繁栄」の象徴の夫婦岩に震災復興の願いを込め、いい夫婦の日」(11月22日)に開かれた。

91年の発足以来、最も多い時で13団体が加盟した同協議会だが、財政難や市町村合併で加盟団体の退会が相次ぎ、解散を決定した。

2日目のサミット本会議では、全国から集まった7団体が、それぞれ夫婦岩の魅力などをアピール。
地元千厩町観光協会も夫婦石のいわれや観光の取り組みなどを紹介した。

サミット宣言では、協議会解散後も「夫婦のように強く結ばれた絆」を末永く継承していくことを誓った。
参加者からは「20年間も続いた夫婦岩の絆を大切にしていきたい」と引き続き交流を続けたい声が寄せられた。

1夫婦岩サミット本会議の様子。千厩町観光協会小野寺維久郎副会長が夫婦石(めおといわ)のいわれなどを説明した
2サミット本会議には市内外から多くの人が訪れた 322日に行われた連絡協議会総会。席上では、惜しまれつつも同協議会の解散が決定
4千厩が誇る観光資源「夫婦石」の視察も行われた 1_ 夫婦岩サミット本会議の様子。千厩町観光協会小野寺維久郎副会長が夫婦石(めおといわ)のいわれなどを説明した/2_サミット本会議には市内外から多くの人が訪れた/3_22日に行われた連絡協議会総会。席上では、惜しまれつつも同協議会の解散が決定/4_千厩が誇る観光資源「夫婦石」の視察も行われた

いちのせきの広報誌「I-style」1月1日号