舞川地区が美の里づくりで特別賞 あじさいの郷づくりで魅力増大

伊藤達朗さん

一関の北部に位置する舞川地区。
「みちのくあじさい園」を中心にあじさいを活用した農村振興や景観保全を展開。
地区のあちこちであじさいが目につく。
伊藤達朗さん(70)は同園園主でみちのくあじさい加工組合の組合長。
古里舞川をこよなく愛する一人だ。

3月14日、舞川地区(あじさいの郷づくり推進会議、みちのくあじさい園、みちのくあじさい加工組合)の活動が評価され、平成23年度「美の里づくりコンクール」で美の里づくり審査会特別賞を受賞した。
同コンクールは、地域住民の農業生産活動や美しい景観づくりの活動事例を表彰したもの。
全国23団体の応募の中から6団体が選定された。

21年みちのくあじさい加工組合を発足し、23年からプリザーブドフラワーの製造販売を行う第6次産業へと進出。
高齢者が中心になって携わり、農家の副収入を生み出すなど、地域活性を加速させる。

あじさいの見頃は7月中旬。
多くの集客を期待する。

プリザーブドフラワーのアレンジメント
 

広報いちのせき「I-style」6月1日号