わが子の誕生、結婚の門出

 新市誕生の日を自身の記念日と併せて思い出の日にしてもらうため、市では合併の日9月20日に婚姻・出生の届け出を行った方と、9月20日に産まれ10月3日までに出生の届け出を行った方に、新市からの祝福のメッセージを添えた記念のアルバムを贈呈しています。
 合併当日の9月20日は、本庁・支所の窓口に婚姻4件、出生7件の届け出があり、人生の喜びに市からの思わぬプレゼントが重なった皆さんは、笑顔で記念アルバムを受け取っていました。
 長女紗織(さおり)ちゃん(15日に誕生)の出生を本庁に届け出た菅原弘大さん(31)(赤荻)は「届け出が思いがけず合併の日と重なり、良い記念になりました」と喜び、この日誕生した新市について「これから子育てをしていくことになるので、そのためのサポートを充実してほしいですね」と語りました。

 本庁での婚姻届第1号となった小山泉さん(33)・新子さん(31)ご夫妻(赤荻)は、贈呈されたアルバムを手に「合併という新しい日に二人の結婚を届け出ようと思っていました。一生の思い出になります」と幸せを語り、「これから新しい生活を始めることになりますが、新市にはこれまで以上に住みよい、活気ある市になってほしいです」と新市への期待を語りました。
 長男温人(はると)ちゃん(16日に誕生)の出生を本庁に届け出た菅原憲智さん(29)(萩荘)は「元気で産まれてくれてうれしいです。名前のように、温かい気持ちを持って、温かく育って欲しい」とわが子の誕生を喜び、記念品の贈呈に「3連休明けで届け出に来ましたが、思いがけないことで驚いています。新市には子どもたちが快適に、住みやすい町になって欲しいです」と語りました。

 花泉支所に二男壱磨(かずま)ちゃん(15日に誕生)の出生を届け出た岩渕学さん(30)(花泉町永井)は「せっかくなので記念になる日に、と思って今日届けました。(アルバムを贈られて)2番目の子ですが、上の子のようにたくさん写真を撮ってあげないと、と思いましたね」と笑顔で答え、新市には「少子化が進んでいる世の中ですが、安心して子育てができる環境の充実を望んでいます」と語りました。

 室根支所での婚姻届第1号となった畠山昭さん(39)・照枝さん(31)ご夫妻(室根町矢越)は「合併後最初に届を出すこととなりうれしいです。記念品ももらえて良い記念になりました。新市では、道路などの基盤整備を進めてほしいです」と喜びを語りました。  
 長女姫那(ひな)ちゃん(15日に誕生)の出生を本庁に届け出た井上春樹さん(24)(上坊)は、わが子の誕生を「天使のようでとてもかわいい。元気で健康に育ってほしい」と語り、「新一関市誕生の記念の日に届け出ができてうれしいです。新しい市にはにぎやかで活気のある町になってほしいです」と新市に期待を寄せました。

(広報いちのせき 平成17年10月1日号)