1ホールショット(トップでの通過)を奪うため激しいバトルが繰り広げられる第1コーナー

2012年夏―。

藤沢の大地はライダーの聖地へと姿を変える。

大地に響くエンジン音、色とりどりのマシンが土を蹴り、宙を舞う。

1周1.75キロ、難易度の高いハイスピード・マウンテンコースは全国でも藤沢ならでは。
勇気と闘争本能を極限まで奮い立たせなければ、むき出しの大地と格闘することはできない。

「2012全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦東北大会」(MFJ東北支部主催、一関市・藤沢町モータースポーツ協会後援)は6月30日と7月1日、藤沢スポーツランドで開かれた。
同シリーズはIA(国際A級)などに所属するライダーが全国各地を転戦し、全9戦の獲得ポイントで順位を争う国内最高峰の大会。
30日は予選レースが、1日は決勝レースが行われ、全国各地から参戦した207台のマシンが白熱のバトルを繰り広げた。

強い日差しが照り付ける中、頂点目指して最速神話が加速した「藤沢の夏」をカメラが追った。

2マシンごと中に舞うフィニッシュジャンプ
3大会に花を添えたSUZUKIのキャンペーンガール4HONDAのキャンペーンガール5第6戦東北大会のレースクイーン
6メーンスタンド前のテーブルトップでは高さ5メートルもの大ジャンプが見られる7ライダーのキャップを奪い合うファン
8激しい競り合いが見られる第4コーナー9IA1クラスのレース終了後、ファンとタッチする稲垣佳樹選手
10マシン整備に余念のないスタッフ11スタートを待つライダー12車輪の半分以上が埋もれてしまうほど溝が深いドラゴンストマック

1_ホールショット(トップでの通過)を奪うため激しいバトルが繰り広げられる第1コーナー
2_ジャンプは見所の一つ。マシンごと中に舞うフィニッシュジャンプ
3_大会に花を添えたSUZUKIのキャンペーンガール
4_HONDAのキャンペーンガール
5_第6戦東北大会のレースクイーン
6_メーンスタンド前のテーブルトップでは高さ5メートルもの大ジャンプが見られる
7_ライダーのキャップを奪い合うファン。ライダーとのふれあいも全日本の魅力
8_激しい競り合いが見られる第4コーナー
9_IA1クラスのレース終了後、ファンとタッチする稲垣佳樹選手
10_マシン整備に余念のないスタッフ。裏方がいてこそライダーは最高のパフォーマンスを発揮できる
11_スタートを待つライダー。緊張高まる瞬間だ
12_車輪の半分以上が埋もれてしまうほど溝が深いドラゴンストマック。一発転倒の恐怖と闘いながら果敢に攻め込む

●取材協力 及川貴之(宮城県登米市)

広報いちのせき「I-style」8月1日号