赤荻小と取手市白山小が
テレビ会議で防災交流学習

赤荻小(菅原悦夫校長、児童356人)は10月18日、茨城県取手市立白山小とテレビ会議を活用した防災交流学習を行いました。
交流学習は同県の「地域との連携による学校の防災力強化推進事業」の一環。
地震や津波から避難する時に想定される場面について考えを発表し合いました。

同日は、赤荻小6年生57人と父母、地域住民らが参加。
初めてのテレビ会議に緊張した様子でしたが、お互いの考えを伝えたり、意見を聞いたりして災害時の対応に理解を深めました。
菅原校長は「この交流を機に、災害時の学校の対応を地域やPTAに周知していく」と語り、「自主防災会との連携も図りたい」と、安全確保に一層の意欲を見せていました。

災害に備え、真剣な表情で防災交流に臨む赤荻小の児童ら
災害に備え、真剣な表情で防災交流に臨む赤荻小の児童ら

給水や配水管復旧作業を訓練
自らライフラインを確保する

市と市水道工事業協同組合(鈴木東理事長)主催の「災害時などにおける応急活動訓練」は10月22日、南小校庭で行われ、参加した市内水道業者の従業員と真滝15民区自主防災会(佐藤忠士会長)の会員約100人が断水時の給水作業や配水管復旧作業の手順などを確認しました。

同訓練は今年で3回目。
校庭の地下にある耐震性貯水槽から給水車への注水、手動ポンプによる給水、配水管の復旧や浄水作業が行われ、参加者は本番さながらに真剣な面持ちでそれぞれの作業をこなしていました。

佐藤会長は「災害時、ライフラインの確保は重要。日頃から備えを強化したい」と話していました。

手動ポンプによる給水作業などが行われた訓練
手動ポンプによる給水作業などが行われた訓練

広報いちのせき「I-Style」 平成24年11月15日号