高専祭

高専水泳部と言えば「シンクロナイズドスイミング」
学祭「高専祭」で2004年から毎年公演している。
今年は11月3、4の両日、同校プールで行われ、市内外から訪れた3千人を超えるウォーターボーイズファンを熱狂させた。
●撮影協力 一関高専写真部

4最大の見せ場の3段やぐら

シンクロナイズドスイミング(以下シンクロ)に挑む男子生徒の成長を描いた01年公開の映画「ウォーターボーイズ」に触発されて全国的に広まった男子シンクロ。
それは一関も例外ではなかった。

04年の一関工業高等専門学校学祭「高専祭」の催しとして始まった、水泳部(及川将行部長)によるシンクロ公演は、今や市内外から3千人を超す観客が訪れる高専祭の超目玉。
選曲から振り付けまで全て部員が手掛け、自らが楽しみ、観客を沸かせることで、子供からお年寄りまで幅広い年代の人に親しまれている。

今年で9回目を迎えたシンクロ公演「一関高専ウォーターボーイズ2012」は、11月3、4の両日に6公演を行い、述べ3059人を動員。
23人のパワーあふれる男たちの演技は観客を魅了した。

天候に恵まれた3日13時、ビニールハウスで覆われたプールの水温は20℃。
プールサイドに設置された客席は満席で、立ち見が出るにぎわいとなった。
高専水泳部OBや女子部員も応援に駆け付け、この日2回目の公演が始まる。
鍛え上げられた肉体の部員たちが登場すると会場内に歓声が響く。
きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」などアップテンポな5曲に合わせて披露されたダイナミックな演技をカメラが追った。

1観客の反応が演技に力を与える 2OBが駆け付け、会場を盛り上げた 3迫力あるジャンプ。ダイナミックなパフォーマンスが男子シンクロの見どころ
5ビニールハウスで覆われたプール 6公演後に見せる笑顔 7前座で行われた女子部員によるシンクロ
8観客を楽しませるために自ら楽しみ、笑顔は欠かせない 9観客を楽しませるために自ら楽しみ、笑顔は欠かせない 10男子部員23人の息がそろった陣形。水しぶきで迫力を演出
11水面の演技から一変。陸ダンスで部員と観客の距離がぐっと近づく

1)観客の反応が演技に力を与える
2)OBが駆け付け、会場を盛り上げた
3)迫力あるジャンプ。ダイナミックなパフォーマンスが男子シンクロの見どころ
4)最大の見せ場の3段やぐら
5)ビニールハウスで覆われたプール
6)公演後に見せる笑顔。来年の10周年記念公演に意気込む
7)前座で行われた女子部員によるシンクロ
8.9)観客を楽しませるために自ら楽しみ、笑顔は欠かせない
10)男子部員23人の息がそろった陣形。水しぶきで迫力を演出
11)水面の演技から一変。陸ダンスで部員と観客の距離がぐっと近づく

広報いちのせき「I-style」12月1日号