室根

実りの秋を満喫 上折壁小で稲刈り体験

 上折壁小学校(小野寺正一校長、児童60人)の全校児童は9月27日、地区内の水田で稲刈りを体験しました。7アールの水田でそれぞれに割り当てられた部分を、先を争いながら稲刈りを行いました。
 今回、稲刈りを行った水田は5月末に同校の児童が田植えをし、除草や生育調査などを地域の皆さんと一緒に行い、豊作の期待に胸を膨らませていたものです。
 晴天の中、保護者などから稲刈りの説明を受けた子どもたちは、高学年は鎌で稲刈りを行い、低学年はその稲を運び、「簡単に出来ます」「時々手伝いをしています」「楽しいです」と、実りの秋を満喫していました。

9チームが力走 室根一周駅伝競技大会

 10月2日、第48回室根一周駅伝競走大会(室根町体育協会主催)が室根町内を縦貫する7区間、19.9キロのコースで開かれ、雨模様の中9チームが力走しました。
 中学生の部では室根Aチームが大会新記録で見事優勝を果たしました。
 大会の結果は、中学生の部:①室根Aチーム②室根Bチーム③室根Cチーム、一般の部:①上折壁チーム②浜横沢チーム③釘子チーム④上折壁下チームでした。

室根出身在京者が懇親 在京室根ふるさと会総会

 10月1日、在京室根ふるさと会総会(千葉喜美夫会長)が東京のアルカディア市ヶ谷で行われました。この総会はふるさとの発展と在京者の親睦を目的とし毎年開催されているものです。 今回は小山寛旧室根村長ほか6人が上京し、合併の経緯などを説明しました。懇談では、室根の近況、将来の展望について話がはずみ、在京者からは「室根村が無くなって寂しい」などの話もありましたが、新市への期待も多く聞かれました。今後もこの会の活動を継続することを確認し、閉会となりました。

岩沼小児童86人が参加 宮城の子どもたちが植樹体験

 10月5日、宮城県の岩沼小学校5年生86人が、ひこばえの森で植樹体験を行いました。これは、同校で「野外学習」の一環として行われたもので、広葉樹20本を「森は海の恋人植樹祭」の行われる矢越山に植樹しました。室根支所職員の説明の後、班ごとに協力して植樹し、記念に木への思いを書いたくいを建てていました。
 体験後、矢越山へ登山を行い、慣れない山道に苦労しながら登った山頂から、晴天の下に広がる気仙沼市内の景色を堪能していました。
 今年の植樹体験受け入れは10校783人となりました。

川崎

NPO北上川サポート協会 名称は「サポート・ドラゴン」

 NPO法人北上川サポート協会(齊藤一公理事長)が募集したイメージキャラクターの名称がこのほど決定し、9月24日、道の駅かわさきで、表彰式が行われました。
 応募は全国から102点が集まり、同サポート協会会員と一般の投票を経た最終審査で、最優秀賞には、佐藤大喜さん(門崎小学校2年)の「サポート・ドラゴン」が見事輝きました。
 また、ぬり絵の部には、保育園76点、小学校 101点の合わせて 177点の応募があり、保育園4点、小学校6点がそれぞれ入賞しました。
 表彰式では、入賞者に同サポート協会協会齊藤理事長から賞状と記念品が手渡されました。

仕事の尊さを実感 川崎中1年生が職場体験

 川崎中学校(皆川修校長、114人)の1学年は10月5日、保護者の職場を見学して、仕事の尊さと親への感謝を目的とした職場訪問学習を行いました。
 訪問先は、薄衣郵便局や老人ホーム寿松苑など市内21の職場で、各職場の担当者から説明を聞き、実際の仕事を体験しました。
 薄衣郵便局を訪問したのは、菅原聡悟さんと岩渕紗綾香さん、千葉恵昭さんの3人。初めに阿部元男局長から、仕事の内容や郵便物の流れなどについて、実際に使われている機械を見ながら説明を聞き、届いた郵便物の仕分けなどの実務を体験しました。
 お母さんが郵便局に勤めている菅原さんは「思ったより大変で驚いた。この体験は将来の進路の参考にしたい」とちょっと照れながら感想を話してくれました。

花火大会コンテスト 入賞作品決定しました

 かわさき夏まつり花火実行委員会が募集した花火大会の絵画、写真コンテストの入賞作品が決定しました。
 絵画の部は、最高位の商工会長賞に瀧澤匠世さん(門崎小1年)、写真の部は、金賞に小野寺恒夫さん(市内花泉町)の「一瞬の雅」が選ばれました。
 絵画コンテストには、小学生から 255点、保育園・幼稚園から 133点。写真コンテストには、21人から59点の作品が集まり、審査の結果、絵画コンテストは、商工会長賞1人のほか、金賞6人、銀賞12人、銅賞12人、佳作18人、優秀賞20人。写真コンテストは、金賞1点のほか、銀賞2点、銅賞3点がそれぞれ選ばれました。
 応募のあった作品は、10月5日から生涯学習ステーションに展示され、訪れた人たちは、力強い作品や幻想的な写真に見入っていました。

(広報いちのせき 平成17年11月1日号)