COVER★一関市消防団初纏振り
撮影日:1月2日 場所:大町商店街 

一年の無火災、無災害と商売繁盛を祈って

一関市消防団(大森忠雄(ただお)団長、団員2,846人)の「一関消防団初纏振り(まとい)」は1月2日、同市大町商店街など中心市街地2カ所で行われました。

当日は一関地域をはじめ大東、千厩、東山地域から合わせて約170人の団員が参加。
同市田村町の市総合防災センターで出発式を行った後、初売りが行われている商店街へ移動。
纏組が「エイヤー、サッサイ」の掛け声に合わせて威勢良く纏を操り、防火や商売繁盛を祈願しました。
会場では「はしご乗り」も行われ、見事な演技に買い物客らは歓声を上げたり、拍手を送ったりしていました。

同消防団纏組の千葉義徳総頭(よしのりそうかしら)(61、一関第5分団第4部部長)は「纏は火消しの象徴。纏振りを全地域に普及したい」と伝承に意欲を見せ、「防火意識の高揚を第一に、地域と融和を図りながら復興につなげたい」と語りました。

同消防団の佐藤慶一(けいいち)副団長(73)も「無火災、無災害の一年に」と願い、「今後も団員確保に努めながら、有事に備えたい」と気を引き締めました。

「粋でいなせな火消し」たちの心意気は、今年も新春から熱く燃えています。

広報いちのせき「I-Style」 平成25年1月15日号