弥生の風景

15の春、感謝を込めて
最後のハーモニー響かせる

平成24年度藤沢中学校卒業式
平成24年度藤沢中学校卒業式

市内の中学校で卒業式が行われた。
卒業生は中学生活3年間の思い出を胸に、共に過ごした学びやを後にした。

このうち藤沢中学校( 田口秀樹校長、生徒219人)卒業式は3月13日に行われ、保護者、在校生、教職員や来賓が見守る中、76人(男子34人、女子42人)が卒業した。
式では国歌斉唱に続いて卒業証書の授与が行われ、田口校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡された。

式辞に立った田口校長は「東日本大震災の時に1年生だった君たちが、そろって晴れの日を迎えることができて感無量。それぞれの夢を実現するために挑戦してほしい」と述べた。
来賓の勝部修市長は「宮澤賢治は雨ニモマケズで、東へ、西へ行って、と現場主義の大切さを言っている。
果敢な行動力で一歩踏み出してほしい」とエールを送った。

式では同校自慢の合唱も披露され、生徒たちは家族、仲間、後輩、教職員や地域の人たちに感謝を込めて最後のハーモニーを響かせた。

広報いちのせき「I-Style」 平成25年4月1日号