まちのトピックス
苦労に負けず健やかな成長を願って
一関・道の駅厳美渓で「一歳児歩き初め会」
農事組合法人美の郷(いつくしのさと)主催の「第12回一歳児歩き初め会」は3月2日、厳美町の「道の駅厳美渓」で開かれました。
「苦労に負けず幸せに暮らせるように」と願う伝統行事には、市内外から123組が参加。
法被に鉢巻き姿の1歳児が、風呂敷に包まれた約2.6キロの餅を背負い、父母らの温かい声援と拍手を受けながら一生懸命歩きました。
萩荘の佐々木絢子(あやこ)ちゃん(1歳4カ月)の父拓哉(たくや)さん(39)は「泣きそうだったが母親と頑張って歩いてくれた。元気に育ってほしい」と健やかな成長を願っていました。
いつでも誰でもどこでも気軽に運動を
花泉総合福祉センターで「大根コン健康体操教室」
花泉支所保健福祉課主催の「大根コン健康体操教室」は3月7日、花泉総合福祉センターで行われました。
平泉町の運動療法士吉野崇(たかし)さん(37)と正子さん(65)親子を講師に参加した121人は、2人が歌う「大根コン」に合わせて健康体操を実践。
ストレッチ効果の高いメニューで体をほぐした後、全員で「大根コン」を合唱しました。
同町日形の須藤壽雄(ひさお)さん(79)は「普段ウオーキングをしているが、今日の体操でさらに体が軽くなった」と効果を実感していました。
地域産業・文化の担い手育成を目指して
大東高情報ビジネス科「キャリア教育成果発表会」
県立大東高(菊地浩校長、生徒453人)情報ビジネス科の「キャリア教育成果発表会」は2月20日、大東コミュニティーセンター「室蓬ホール」で開かれ、同校生徒と地域住民らが聴講しました。
ビジネスの知識・技術の修得と地域社会に対応する能力などを養う同科のキャリア教育は、1 年次から毎年実践しています。
地域情報の発信について研究成果を発表した同科1年の佐藤智奈美(ちなみ)さんと佐藤瞳(ひとみ)さんは「来年度の実践活動もしっかり取り組んで、進路選択に生かしたい」と話していました。
ゆっくり、じっくり春の風物詩を巡る
JR千厩駅を発着点に「駅からハイキング」
JR東日本主催の「駅からハイキング―春を呼ぶ『せんまやひなまつり』巡り」は2月23日、JR千厩駅を発着点に行われ、県内外から参加した37人が千厩町内の観光名所や「せんまやひなまつり」会場を巡って千厩の春の風物詩を楽しみました。
コースは千厩町観光協会が提案。
同日は、観光交流ネット千厩の会員がガイドしました。
東京から参加した中川勝代さん(71)は「丸いひな飾りは初めて。いつ来ても新鮮な気持ちになれます」と丁寧に作られたひな飾りに見入っていました。
園生活最後の遠足で思い出づくり
東山地域の年長児合同遠足「いちご狩り遠足」
東山町内のげいび幼稚園、長坂・松川両保育園、田河津児童館の各園年長児の合同遠足「いちご狩り遠足」は3月5日、川崎町内の観光イチゴ園「もぐもぐの里」で行われました。
摘み方を教わった園児たちは、瞳を輝かせながら一斉に摘み取りを開始。
真っ赤なイチゴを見つけては、はさみで摘み取り、口いっぱいに頬張っていました。
田河津児童館の菅原武秀(たけひで)君(6つ)は「甘くておいしい。31個食べた。もっと食べたい」と話し、さらに、「食べ頃」を探していました。
使命と責任を自覚し、1期生29人が巣立つ
室根で「国際医療福祉専門学校一関校卒業式」
国際医療福祉専門学校一関校(宇野弘之学校長、学生55人)の「第1回卒業式」は3月8日、室根町矢越の同校で行われ、1期生29人(男25人、女4人)が学びやを巣立ちました。
救急救命士の受験資格を得るための知識、技術の習得に励み、コミュニケーションスキルアップなどにも積極的に取り組んだ卒業生。
消防や医療関係への就職を目指し、国家試験に臨みます。
卒業生の渡辺麗(れい)さん(20)=奥州市=は「女性ならではの救急救命士を目指します」と決意を新たにしていました。
復興の願い込め、桜の苗木を植樹
川崎・砂鉄川で「砂鉄川桜ロード事業」
いちのせき元気な地域づくり事業「砂鉄川桜ロード事業」(市主催)は3月10日、川崎町門崎の砂鉄川堤防沿いで行われ、地域住民らが復興を願って201本の桜の苗木を植えました。
参加した236人は、家族や友人と協力しながら支柱を添えて植樹。
参加者の氏名や桜へのメッセージを記したプレートをつるし掛けました。
薄衣小5年の三浦奈津子(なつこ)さん、三浦紗月(さつき)さん、同2年の菊地綾(あや)さんは「肥料と土を混ぜるのが大変だったけど、きれいに咲く日が楽しみです」と話していました。
健康で充実した人生を誓う
藤沢で「一関市藤沢町60歳同年の集い」
「一関市藤沢町60歳同年の集い」(同実行委員会、藤沢公民館主催)は2月24日、まるふくプラザなどで開かれました。
今年の対象者は1952年4月2日から53年4月1日までに生まれた147人。
このうち43人が出席しました。
第1部は、縄文ホールで一関藤沢市民劇場を鑑賞。
第2部は、まるふくプラザで「耳順式(じじゅんしき)」が行われ、勝部修市長が「地域が明るくなるよう笑顔を大切に」と祝辞を寄せました。
最後に、高橋義太郎(よしたろう)さんの発声で耳順宣言を行い、健康で充実した人生を誓いました。
4月のベストスマイル
広報いちのせき「I-Style」 平成25年4月1日号