立地協定書を取り交わす中代表取締役と浅井市長 新市初の誘致企業として、金属表面処理の東榮電化工業株式会社(本社神奈川県相模原市、資本金5000万円、中茂樹代表取締役)の立地が決定し、12月22日、同社の山本泰朗会長、中代表取締役が市役所を訪れ、市と立地に関する協定書への調印を行いました。
 同社は昭和47年設立。アルマイト処理、化成皮膜処理、フープ材金メッキなどを主製品としています。従来から県内に取引先があり、今後の需要も視野に入れての当市への立地となりました。
 同社一関工場は、市内東台に敷地約4942平方㍍、建物(既存)約1285平方㍍を取得し、18年1月中旬に操業を開始。従業員は当初19人、3年後には36人体制と計画されています。
 立地調印に当たり、中代表取締役は「山本会長が、現在のグループ会社である東榮電化株式会社を東京で創業してから、来年で50年目を迎える。その節目の年に一関工場を設置することとなり、大変喜ばしい。環境面にも配慮し、今後ともより良い企業を目指すとともに、増収を図り、必ずや県、市に貢献できるよう努めたい」と語りました。

(広報いちのせき 平成18 年1月15日号)