骨寺村荘園の歴史や魅力を発信する拠点誕生

骨寺村荘園交流館「若神子亭(わかみこてい)」の展示棟がオープン

骨寺村荘園交流館「若神子亭(わかみこてい)」の展示棟は4月6日にオープンしました。

オープニング式典には関係者約80人が出席。勝部修市長は「来訪者の目を遺跡へいざなうことが展示棟の役割。大いに活用してほしい」とあいさつ。
運営する骨寺村ガイダンス運営協議会の佐藤勲会長は「皆さんの支援に感謝しながら、本寺の価値を伝えたい」と述べました。続いてテープカットを行い、骨寺村荘園の歴史や文化を発信する拠点施設の誕生を祝いました。

式典終了後は一般公開が行われ、関係者や集まった地域住民などが展示資料などを観賞しました。

展示棟を見学した佐々木ミツ子さん(75)=厳美町字沖要害=は「オープンを楽しみにしていました。多くの人に骨寺村荘園の歴史を知ってもらいたいです」と期待を寄せていました。

安全・安心な給食を提供する新千厩学校給食センターが始動

新千厩学校給食センターが始動

新しい千厩学校給食センターは4月15日から給食の提供を始めました。
開所式で田代善久副市長は「子供たちが健康に生活できるよう、安全・安心な給食を提供します」とあいさつ。
テープカットを行った後、第一便の配送車の出発を見送りました。

続いて関係者らが最新の調理設備などを見学しました。千厩小学校給食委員長の中澤佳音(かのん)さん(6年)は「鍋の大きさにびっくり。新しい施設で作られる給食が楽しみです」と話していました。

センターの給食調理能力は2,200食。千厩、室根、藤沢(黄海除く)地域の12の小中学校に供給します。
調理施設はドライシステム(床に水を流さず乾いた状態で調理や洗浄作業を行う方式)を採用。アレルギーを持つ子供たちへの対応にも配慮しています。

明るく広々、夢いっぱいの藤沢こども園新園舎が完成

藤沢こども園新園舎が完成

藤沢こども園(皆川きく子園長、園児128人)の新園舎開園式は4月5日、同園で行われ、テープカットやくす玉割りなどで新園舎の完成を祝いました。

2013年度の入園式と併せて行われた開園式では、須藤久輝(ひさき)市役所藤沢支所長が「新しい園舎が子育てや住民のよりどころとして活用されることを期待します」とあいさつ。
引き続き、玄関前でテープカットを行いました。
その後、遊戯室で4、5歳児がくす玉を割って喜び合いました。

開園式終了後は、入園式が行われ、新しい施設での保育がスタートしました。
園舎は鉄骨平屋建て、床面積1528.14平方メートル。旧園舎の1.9倍の広さです。
オレンジ色のドーム型の屋根が目を引く外観で、むく材を使用した温かみのある保育室が特徴。照明は全て発光ダイオード(LED)照明です。

多彩なイベントで熱気に包まれた恒例の「一関春まつり」

熱気に包まれた恒例の「一関春まつり」

観光シーズンの幕開けを告げる「一関春まつり」(同実行委員会主催)は4月29日、市内大町通りを歩行者天国にして開かれ、爽やかな青空の下、詰めかけた家族連れらが「恒例の春」を楽しみました。

開会式では、交通安全祈願祭に続いて勝部修市長、岩井確司一関観光協会長ら関係者によるテープカットが行われ、祭りの開幕を祝いました。

会場では、一関小学校マーチングバンドの演奏を皮きりに、団子切り体験や交通遺児の支援に取り組む全国哥麿会岩手県支部員らのアートトラック展示など多彩な催しが目白押し。
祭りのフィナーレは一関大神輿春の巡行。市街地活性化センター「なのはなプラザ」前を出発した一行は「セイヤ、セイヤ」の掛け声に合わせて力強く商店街を練り歩くと、会場は熱気に包まれました。

リスナーに支えられ「FMあすも」が開局から一周年

「FMあすも」が開局から一周年

一関コミュニティFM「FMあすも」は4月29日、開局1周年を迎えました。
同日は、11時から19 時まで開局1周年記念番組「まちに○○をかけまSHOW!! 」を放送。勝部修市長も生出演して地元ラジオの1周年を祝いました。

このうち「西から東から一関の町を駆けぬけまSHOW!!」は、東西に広い一関をリポーターの森英隆さんと小野寺智隆さんが自転車で駆け抜ける企画。
森さんは、骨寺村荘園交流館(若神子亭)を、小野寺さんは室根町のすずまーとをスタートし、北上大橋付近で合流しました。
そのほか市内8地域から集めた特産品で丼ものを作ったり、クイズ大会を行ったりと、記念番組は多彩な企画で盛り上がりました。

パーソナリティーの塩竃一常(しおがまいちじょう)さんは「皆さんに支えられ、1周年を迎えることができました」と感謝していました。

有害鳥獣の捕獲を行う鳥獣被害対策実施隊員69人に辞令

鳥獣被害対策実施隊員69人に辞令

市鳥獣被害対策実施隊員への辞令交付式は5月1日、産業教育文化体育施設「アイドーム」で行われ、勝部修市長から隊員代表に辞令書が手渡されました。

東西両猟友会の会長が推薦した会員で組織する同隊は、市民生活の安全確保と農作物被害防止のため、有害鳥獣の捕獲などを行います。
今回辞令を受けたのは69人で任期は2年間。捕獲対象はツキノワグマとイノシシの2種類です。ツキノワグマは県南広域振興局長から、イノシシは市長からそれぞれ許可を得て駆除に当たります。

ツキノワグマの捕獲許可件数は2011年度の9件から12年度は35件に急増。
市は被害防止に向け、隊員を48人から69人に増やしました。辞令を受け取った橋階敏男(はしがいとしお)さん(舞川)は「市民の不安を取り除くよう隊員一丸となって取り組みたい」と話していました。

広報いちのせき「I-Style」 平成25年5月15日号