長年の公共生活・社会福祉への貢献に栄誉

社団法人日本善行会による平成17年度秋季善行表彰が先ごろ行われ、市内からは、公共生活への貢献により小岩典夫(つねお)さん(74・山目町二丁目)、社会福祉への貢献により佐々木忠市(ちゅういち)さん(77・東山町長坂)、一関建設組合(小野寺功吉組合長、組合員120人)の合わせて2個人1団体の皆さんが受賞の栄誉に輝きました。

小岩典夫さん

昭和55年以来、防犯協会役員として毎月地域の防犯パトロール、夏まつりなどの街頭警備や交通整理などに尽くされています。受賞について小岩さんは「ともに防犯に努めてきた仲間の支えあってこその受賞。今後も地域の安全は地域で守るという意識で、防犯活動の向上に努めたい」と喜びを述べられました。

佐々木忠市さん

昭和26年以来、民謡の指導者として後継者の育成にあたる一方、福祉施設への慰問などを通じて、社会福祉の向上に貢献されています。佐々木さんは「唄が好きで続けてきた活動。受賞を励みに、これからも唄を通して頑張りたい」と喜びを述べられました。

一関建設組合

建設関係に従事する皆さんで組織されている同組合は、昭和50年以来、小中学校をはじめひとり暮らしの高齢者や障害者の住宅への修繕奉仕作業を行ってきました。同組合の小野寺会長は「組合の活動として、困っている方々への奉仕は当然のことと長年行ってきたが、それが表彰という形で認められれば喜ばしい。これからも引き続き、奉仕活動に組合員一同で取り組んでいきたい」と、受賞の喜びを述べられました。

(広報いちのせき 平成18年2月1日号)