広報いちのせき「I-Style」7月1日号 室根版 [4509KB pdfファイル] 

※PDFファイルをご覧いただくためには「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。

素材の生かし方に感心するみなさん

室根公民館の青年ふれあい塾と野菜ソムリエコミュニティいわて(千田広子会長)のコラボイベント「岩手県南食材の魅力を探る―復興支援料理教室」が6月16日に室根ふるさとセンターで開催されました。

野菜ソムリエコミュニティいわては、震災後に沿岸被災地への炊き出しなど、復興支援活動を実施。
新たに内陸での復興支援を展開することとし、今日は気仙沼市との交流が深く、仮設住宅も設置されている室根町での開催となりました。

教室は、野菜ソムリエ協会認定のフレンチレストラン 銀座Kansei のオーナーシェフ坂田幹靖さん(希望郷いわて文化大使、宮城県出身)を講師に迎え、仮設住宅や気仙沼市からの参加者と一関市民、青年ふれあい塾の青年と野菜ソムリエなど、約40人が参加しました。
坂田シェフが、食材の魅力を引き出す調理方法を伝授しながら、いわいどりのクリーム煮、ライスサラダ、ナスのキャビア仕立ての3品を仕上げ、参加者も味見しながらプロの技に感心していました。

完成後の昼食会では3種類のメロンの食べ比べやゲームも楽しみ、和やかに交流を深められました。

旧折壁小学校住宅入居者へ義援金を贈る

6月2日(日曜日)、さいたま市大宮区仲町1丁目自治会「仲和会」(大塚康宏会長以下自治会員14名)が、東日本大震災からの復興を支援しようと旧折壁小学校住宅自治会「折壁あすなろ会」(村上敏典会長、85 世帯)を訪れ、義援金を手渡し励まされました。
また、今回の支援の橋渡しをいただいた(株)オヤマからも唐揚げを全世帯分プレゼントされました。

仲和会の皆様は、被災地を訪ね、義援金を手渡そうと計画していたところ、(株)オヤマ東京オフィスの縁で旧折壁小学校住宅に贈ることが決まりました。

当日は、集会室にて「折壁あすなろ会」の村上会長や役員、(株)オヤマ代表取締役社長小山征男さん、同社取締役小山達也さんと懇談し、当時の被災の状況と近況を語り合い、1日も早い復興を願っていました。

最後に参加した皆様で記念撮影をしお互いに元気に過ごすことを約束しました。

第25回森は海の恋人植樹祭と水車まつりの開催

平成元年から始まった森は海の恋人植樹祭は今年で25回を迎え、6月2日(日曜日)矢越山ひこばえの森で開かれました。
当日は、快晴で少し汗ばむくらいの天候、全国から1,400 人が参加し、50アールの斜面に企業や個人からの寄付などで集まったミズナラやブナなどの広葉樹の苗木1,500本を植えました。

東京から参加した3 歳の男の子とそのお父さんは「今日の植樹祭を楽しみに前日から泊りがけで参加しました」と元気に急な斜面を登り植樹していました。

当日ひこばえの森交流センターでは、「水車まつり」と称して、上折壁保育園の園児による打ちばやし、県立大東高校の鹿踊の披露されました。
また唐桑より牡蠣焼き、室根のハラミ焼きなどの販売、餅の振る舞いも行われ盛り上がりました。

「つつじ」に彩られた室根山頂

「つつじまつり」は、5月25日(土曜日)から6月16日(日曜日)まで開催され、今年もたくさんの方がいらっしゃいました。

6月9日(日曜日)には、つつじの満開を迎えた室根山頂(895.4m)は快晴で、展望台前広場では、室根南流太鼓の打ちばやしや出店がより華を添えていました。

また、室根山登山、パラグライダーの愛好者が初夏を満喫していました。 

 

広報いちのせき「I-Style」室根版 平成25年7月1日号