郷土の多彩な「もち」を全国に発信

10/19-20 全国ご当地もちサミット2013 in 一関

自慢のもち料理を前に会話が弾む
自慢のもち料理を前に会話が弾む
 

「全国ご当地もちサミット2013in一関」は10月19、20の両日、一関市総合体育館
「ユードーム」特設会場で開かれ、市内外から訪れた3万2千人が「もち料理の食べくらべ」を楽しんだ。

2度目の開催となった今年は、中東北から全国へと規模を拡大。サミットには、北は北海道から西は石川県まで、市内8団体を含む24団体が出店した。
各団体自慢の餅料理は、雑煮、三色餅など昔ながらの懐かしいものから洋風、中華風にアレンジされたものやスイーツなど多彩。
晴天の19日はもとより雨天の20日も店の前には長蛇の列ができた。

お隣秋田県湯沢市から訪れた滝澤真由美さん(41)、朋哉君(小4)、駿哉君(小1)は「餅の種類の多さにびっくり。どれを食べたらいいか迷いました」とおいしそうに餅を頬張っていた。

閉会式では、人気投票の結果が発表され、「紫波町ラ・フランス温泉館」の「もちもちミルクプリン」が見事グランプリに輝いた。
同館は昨年の「もっちりハムカツ」に続く受賞で、村上秀紀(ひでのり)支配人は「今回のサミットに向けて半年前から準備を進めてきた。連覇できて素直にうれしい」と白い歯を見せた。

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3 1_特設会場には、県内外から大勢のもちファンが訪れた
2_おいしい餅に箸を伸ばす気仙沼市の小泉淳さん(右)、涼弥君(中)、ほのかさん(左)
3_佐藤航委員長(右)から副賞のもち米30kgを受け取る
「紫波町ラ・フランス温泉館」の村上秀紀支配人

 

実りの秋を五感で体感

第64回一関地方産業まつり「農業祭」「いわて南牛まつり」

会場には「いわて南牛」を味わおうと、多くの人が詰め掛けた
会場には「いわて南牛」を味わおうと、多くの人が詰め掛けた

 

一関地方産業まつり「農業祭」・「いわて南牛まつり」は11月2、3の両日、一関市総合体育館「ユードーム」特設会場で開かれ、市内外から訪れた家族連れなどでにぎわった。

「農業祭」は大地の恵みに感謝するイベント。会場には農産物直売コーナー、屋台村など市内外の出店が所狭しと並び、古里の秋の味覚が大集合。旬の食材や特産品などが販売された。
「いわて南牛まつり」は、地元ブランド牛をPRするイベント。
市価より3割程度も安い「お祭り価格」で販売されたほか、「実食」できる焼き肉コーナーが設けられ、売れ行きは好調。用意した精肉150キロは、あっという間に完売した。

親子で訪れた山目の三浦こずえさん(30)は「いろんな味が楽しめていいですね。子供たちも大喜びです」とにっこり。
秋田県片山市の佐藤英悦さん(46)は「いわて南牛は、味がしっかりしていて本当においしいです」と感激していた。

会場では「祝い餅つき振舞隊」がつきたて餅を振舞ったほか、「牛の鳴き真似コンテスト」や「農産物品評会」など多彩な催しが繰り広げられ、訪れた家族連れなどは「見る」「聴く」「嗅ぐ」「触れる」「食べる」の五感で一関の秋を体感、心ゆくまで楽しんでいた。

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3 1_「お祭り価格」で販売された「いわて南牛」の販売コーナー
2_「いわて南牛」を鉄板で焼けるコーナー
3_買ったばかりの肉を鉄板焼きで頬張る来場者

 

相乗効果で大にぎわい

10/19-20「商工祭」と「住宅祭2013」

たくさんの人でにぎわう商工祭

「第64回一関地方産業まつり商工祭」は10月19、20の両日、市総合体育館「ユードーム」で開かれ、市内、近隣市町などの特産品、海産物、工芸品などが販売された。

今年は88業者が出店。例年出店している福島県三春町、宮城県気仙沼市のほか、宮城県登米市、秋田県湯沢市からも出店した。
住宅祭2013も同時開催され、39業者、8団体が出展。家族連れなど大勢の人でにぎわった。

 

うまいもんは雨にも負けず

10/20 ご当地グルメ in 大東

雨の中のご当地グルメin大東

市内外から30点のメニューが出品した「ご当地グルメ in 大東」は10月20日、摺沢商店街を歩行者天国にして開かれた。

雨にもかかわらず多くの人が訪れ、各地の自慢の味を買い求める長蛇の列ができた。
毎年来ている同町摺沢の加賀ひかりさん(16)は「どれもおいしそうで、たくさん買いました」と笑顔を見せていた。

 

「粋」と「雅」を味わう

千厩きもの物語

着物を身を包む参加者

色とりどりの着物に身を包んだ参加者が和文化に酔いしれた「千厩きもの物語」は10月19日、千厩・本町通りで開かれた。

市内外から集った参加者は、酒のくら交流施設で琴演奏と日本舞踊を鑑賞。
その後、町内の熊谷美術館や日野屋庭園などを散策し、和文化の「粋」と千厩の情緒あふれる街並みの「雅」を存分に堪能した。

 

大地の恵みに感謝

10/12-13 館ケ森収穫祭

名物のトントンダービー

「館ケ森収穫祭」は10月12、13の両日、館ケ森アーク牧場で開かれ、県内外から訪れた大勢の親子連れなどでにぎわった。

会場では旬の農畜産物、特産品、直径2メートルのジャンボ鍋で作った芋の子汁などが販売されたほか、名物のトントンダービーなど多彩な催しが行われ、来場者は秋の館ケ森を一日中楽しんでいた。 

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年11月15日号