農林産物の放射性物質測定 野生キノコ類が基準値超

ソバは順次自粛解除へ

ソバと大豆は、県が行う「県産農林水産物の放射性物質濃度の検査計画」に基づく検査が終了まで出荷などを自粛するよう要請されています。

このうちソバの出荷前検査は10月から始まり、結果が判明している次の地域で自粛が解除されました。
大豆の検査は、11月上旬から開始します。

ソバの出荷・販売が可能になった区域(11月5日現在)
  • 【一関】 旧萩荘村
  • 【大東】 旧摺沢町、旧興田村
  • 【千厩】 旧奥玉村
  • 【室根】 旧矢越村
野生キノコ類が基準値超

市民の依頼で市が10月に測定した農林産物は32品目76検体です。
このうち、食品衛生法上の基準値(一般食品100ベクレル/キログラム)を超えたものが4検体(野生キノコ類・自家用)、基準値を下回っているものが18品目42検体、その他の30検体は不検出でした。

<表1>放射性セシウム134と137の合計値の検査区分ごと検体数(10月分)

種類 基準値以下の検体数
()内は「不検出」
基準値超過の検体数
穀物 6(3) 0
ソバ 5(2) 0
タカキビ 4(2) 0
果実類 9(4) 0
イチジク 3(1) 0
林産物 野生キノコ類 13(1) 4

  • 測定検体数が3以上の品目の一覧
  • 基準値(一般食品100ベクレル/キログラム)に基づき区分。検出下限値を放射性セシウムの合計で25ベクレル/キログラム以下になるよう測定
  • 測定場所 南部農業技術開発センター(花泉町金沢)、北部農業技術開発センター(大東町摺沢)
  • 測定機器 トライアスラーベクレルファインダー(シンチレーション放射線各種測定器による簡易測定)
問い合わせ先

本庁農政課農産物流通係 電話:21-2111(内線8427)

一関・平泉定住自立圏構想 協定を締結。定住促進に向けて連携を強化

本年度中に「一関・平泉定住自立圏構想」を策定する本市と平泉町の同構想形成協定調印式は10月25日、市役所本庁で行われ、勝部修市長と菅原正義町長が協定書に署名、押印しました。

今後は、具体的な事業計画となる「定住自立圏共生ビジョン」を作成します。
住民や関係者で構成する懇談会で素案を作成し、両磐地区広域市町村圏協議会の総会で決定します。 

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年11月15日号