来春統合する3校児童が舞台発表 長坂・松川・田河津3小学校学習発表会

全校合唱「おくりもの」182人でつむぐ歌声は観客の心へ響きました
全校合唱「おくりもの」182人でつむぐ歌声は観客の心へ響きました(長坂小)
 

来春統合する東山町の長坂、田河津、松川の3小学校で「学習発表会」が開かれました。
田河津と松川は10月19日、長坂は26日に行われ、毎日練習を積み重ねた児童たちが元気いっぱい発表しました。

田河津小の2年生は、名作「泣いた赤おに」を劇で披露。
赤おに役の那須野栞(しおり)さんは「いっぱい練習しました。本番は100点満点」と満足のようす。

松川小の6年生は、同校の歴史を資料を交えて再現。
児童会長の石崎望羽(みう)さんは「卒業生や地域の皆さんに感動してほしくて、創立140周年と閉校にちなんだ演目にしました。喜んでもらえてうれしいです」とにっこり。

長坂小の5年生は、朗読劇や年表で、没後80周年の宮澤賢治の歴史や作品を紹介。
賢治の言葉「世界全体が幸福でなければ、個人の幸福はありえない」で締めくくりました。

12 年「泣いた赤おに」のワンシーン。 2140 年の歴史を振り返った6年の発表。

1_2 年「泣いた赤おに」のワンシーン。一生懸命の演技に拍手喝采(田河津小)
2_140 年の歴史を振り返った6年の発表。その時代に合わせた言葉づかいや服装で当時を再現(松川小)

地域医療の理想は「幸福な関係」 藤沢病院で保健・医療・福祉意見交換会

研修の成果を発表する佐藤信研修医と真剣に聞き入る参加者ら
 研修の成果を発表する佐藤信研修医と真剣に聞き入る参加者ら
 

「第46回一関市国保藤沢病院保健・医療・福祉意見交換会」は10月1日、老健ふじさわで開かれ、地域住民と医療関係者ら45人が地域医療を共に考えました。

同日は、佐藤恵利看護師が「病棟からの活動報告」を、佐藤信研修医(自治医大附属病院)が「臨床研修医師の研修報告」を発表。
このうち佐藤研修医は、藤沢の医療を「幸福な関係」と定義。
「『断らない診療』と『地域との対話』は理想の姿。地域医療と真剣に向き合っていく勇気をもらいました」と研修成果を報告しました。

意見交換会では、同病院の対応に感謝する複数の住民からお礼が述べられたほか、日常のけがの応急処置方法などが質問され、医師らは丁寧に答えていました。

病院の処置や対応に関する意見、医師への感謝の言葉など、地域住民から思い思いに意見が述べられた
病院の処置や対応に関する意見、医師への感謝の言葉など、地域住民から思い思いに意見が述べられた 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年11月15日号