広報いちのせき「I-Style」12月1日号 一関版PDF

広報いちのせき「I-Style」12月1日号_一関版 [3143KB pdfファイル] 

※PDFファイルをご覧いただくためには「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。

収穫祭でつながる、広がる郷土愛

COVER★第3回骨寺村荘園収穫祭
撮影日 11月10日 場所 骨寺村荘園交流館「若神子亭」

餅つきに駆け付けた「南部一郎かぼちゃ」マスコットキャラクターのいっくん(右)とみなみちゃん
餅つきに駆け付けた「南部一郎かぼちゃ」マスコットキャラクターのいっくん(右)とみなみちゃん

小雨が降り続く日曜日、多くの車が本寺地区に集まってきます。
活気づく会場には笑い声が響き、雨や寒さを吹き飛ばすかのよう。

「第3回骨寺村荘園(ほねでらむらしょうえん)収穫祭」は11月10日、骨寺村荘園交流館「若神子亭(わかみてい)」で開かれ、市内外から訪れた大勢の人たちが本寺産の野菜を使った郷土料理に舌鼓を打ちました。

本寺地区地域づくり推進協議会の佐藤勲(かおる)会長は「収穫祭は、大地の恵みに感謝する場だけでなく、他の地域や若い世代の人たちとの交流の場でもあります。『地域を大切にする思い』がつながり、広がっていくことを期待します」とにっこり。

餅つきには「南部一郎かぼちゃ」マスコットキャラクターのいっくんとみなみちゃんも駆けつけ、子供たちと一緒にお手伝い。
つきたての餅は、同協議会の女性の皆さんが早速調理しました。
会場では、あんこと納豆2種類の餅のほか、本寺産の野菜を使った芋の子汁、新米で作ったおにぎり、南部一郎かぼちゃの素揚げなどが振る舞われ、来場者は温かい人情に触れながら地元の味を存分に味わいました。

盛岡市から家族で訪れた佐藤春歌(はるか)さん(小5)は「お餅も芋の子汁もおいしかった。餅つきが楽しかったです」と満足そうでした。

1来場者には本寺産の野菜だけを使った芋の子汁などが振る舞われた 2「若神子亭」内 3地元産の野菜や郷土料理の販売コーナー
4餅つきをした地元本寺の佐々木志温くん 5つきたての餅を愛情込めて調理する本寺地区地域づくり推進協議会会員の皆さん  

1_来場者には本寺産の野菜だけを使った芋の子汁などが振る舞われた
2_「若神子亭」内でもさまざまな地域の「味」が販売された
3_地元産の野菜や郷土料理の販売コーナー。用意された50食の果報餅はすぐに完売
4_餅つきをした地元本寺の佐々木志温くん(1歳7カ月)はこの日の最年少
5_つきたての餅を愛情込めて調理する本寺地区地域づくり推進協議会会員の皆さん

古式ゆかしい結婚の儀式をみんなで祝福 第9回むかさり行列

第9回むかさり行列

1950年代まで行われていた一関地方伝統の婚礼・嫁入り行事「むかさり行列」は11月4日、厳美地区で行われました。 

伝統を継承するため03 年から再現されている本行列。今年の花婿と花嫁は宮古市出身の藤森大輝さん(26)・厳美町出身の美加さん(25)夫婦。
住民、親類や友人など大勢の人が見守る中、大輝さんと白馬に乗った美加さん一行は、一関市博物館前を出発。
長持唄が響く中、厳美公民館まで練り歩きました。

東日本大震災などのため挙式を延期していた2人。美加さんの亡くなった祖父の願いだったことから本行列を行いました。
藤森さん夫妻は「皆さんに感謝しています。幸せです」と話していました。 

 

 

広報いちのせき「I-Style」一関版 平成25年12月1日号