広報いちのせき「I-Style」3月1日号 花泉版 PDF

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空高く揚がれ

涌津公民館(鵜浦篤治館長)が主催する放課後子ども教室「涌津わくわく広場」の凧あげ大会は2月8日、涌津地内の花泉クリーンセンター近くで涌津小学校の児童とその保護者ら約20人が参加して開かれました。

児童は、1月中旬から同教室で地域住民などの指導を受けながらたこを製作。
たこには、ゆるキャラで人気のふなっしー、ドラえもん、うま年にちなんだ絵などが描かれ、個性豊かなたこが出来上がりました。

この日は、たこ揚げには絶好の風が吹き、児童らがたこをそっと放すと風に乗ってどんどん空高くまで上昇。
強風にあおられて糸を放したり、隣のたこの糸と絡まったりするなどハプニングもありましたが、冬の風物詩を存分に楽しみました。
千葉龍臣(りゅうしん)君(涌津小2年)は「昨年より高く揚がった。たこに描いたドラえもんがタケコプターで飛んでいるみたい」と笑顔。
千葉卓(たく)君(同)は「昨年は風がなく走って揚げたが、今日は簡単に揚がった。たこが気持ち良く空に飛んでいるところが楽しい」と上手に糸を引っ張ってたこを操っていました。

仕事を体験し図書館を身近に ~一日図書館職員体験~

花泉図書館の一日図書館職員体験は1月19日、同館を会場に市内の小学生7人が参加して開かれました。

図書館の仕事を体験することで図書館をより身近に感じ、図書館利用の拡大につなげようと毎年実施しており、新しくなった図書館では今回が初めて。
参加者は、館内の清掃や書架整理など開館前の準備作業を行い、カウンター業務や本のラベル貼りなど図書館職員から指導を受けながら業務を体験しました。

参加者の感想文には、「カウンター業務が楽しかった。やったことのない機能がいっぱいありびっくりした」(小林由乃(ゆきの)さん・涌津小2年)「ラベルはがしが楽しかった。この体験をいかし、いろいろなことに挑戦したい」(須藤みいなさん・永井小4年)「新しい図書館は広くて本を片付けるのが大変だったけど、明るくて探しやすい」(小林桜子(さくらこ)さん・涌津小4年)「新しい図書館は明るくて広い。来年もやりたい」(佐藤琴恵(ことえ)さん・花泉小5年)「新しい図書館は、本の配置が変わっていて大変だったけど楽しかった」(加藤ミカコさん・花泉小5年)など、日頃から図書館を利用していてもなじみのない業務体験に充実した様子がつづられていました。

「地域の宝『花泉っ子』はみんなでみがく」を主題に教育の在り方探る

~平成25年度花泉地域教育振興運動「実践交流のつどい」~

平成25年度花泉地域教育振興運動「実践交流のつどい」学び!遊び!育ち!フェスタ(花泉地域教育振興運動推進委員会、市教育委員会主催)は2月1日、花泉総合福祉センターを会場に地域住民や教育関係者など約250人が参加して開かれました。

幅広い世代から参加してもらおうとオープニングでは永井地区郷土芸能伝承保存会による鶏舞の演舞や携帯電話に関するトラブルから子どもを守るための「おとなケータイ安全教室」、折り紙、工作などが体験できる子ども広場を設置するなど多彩な催しを企画。

実践発表・意見交流では、日形地区が「地域で育む日形っ子― 人と人とを結ぶ心 ―」のテーマで、小学校と地域が協力した日形小学校・日形地区民合同運動会や日形夏まつりなどを紹介。
参加者からは「地域とのつながりを感じた」「行事の企画に子ども達はどの程度参加したのか」などの意見や質問もあり、今後の活動に役立てようと活発な意見交流が行われました。
また、金沢地区は、もち文化がきっかけで20年以上も続いている市谷小(東京都新宿区)との交流や独自に行ったもちなどに関するアンケート結果など食文化をテーマに活動内容を紹介し、成果と課題を発表しました。

学校規模適正化検討委員会からの提言に係る懇談会を開催

これからの望ましい小学校の規模について検討するため花泉支所が設置した花泉地域学校規模適正化検討委員会から、望ましい教育環境を実現するため、花泉地域内の小学校を1校に統合することなどの提言を受けたことから、保護者や地域の方から提言に対しての意見を伺うため各地区において懇談会を開催しました。

懇談会では、出席者から提言の内容について理解が示されるとともに、多くのご意見やご提言をいただきました。

今後、花泉支所では、検討委員会からの提言と懇談会での意見・提言をまとめ、教育委員会に報告することとしました。

なお、懇談会において出されたご意見等については、あらためてお知らせをします。 

 

広報いちのせき「I-Style」花泉版 平成26年3月1日号