最優秀賞(採用作品)は北川康宏さん(大阪)

 6月1日から7月31日までの間、新しい一関市民歌の歌詞を募集したところ、全国から124作品の応募がありました。
 どの作品も素晴らしい内容でしたが、市民歌制定委員会(大畑孝夫委員長)において審査した結果、「表現がうまく、詞的に美しい」や「わかりやすい内容で、子どもでも歌いやすい」などといった理由から、大阪府の北川康宏さん(55)の作品を最優秀賞に決定しました。
 また、委員会において「より市民歌にふさわしい内容に」という観点から採用作品の内容を検討、一部を修正した上で上記のとおり歌詞を決定しました。
 今後、作曲を専門家に依頼し、完成後、委員会からの報告を踏まえて、今年度中に新しい市民歌を市が制定する予定となっています。なお、作曲の過程で、作曲者の意向により歌詞が一部変更されることがあります。
 入賞者は次のとおりです(敬称略)。
▽最優秀賞(採用作品)
 北川康宏(55)大阪府
▽優秀賞
 滝田常晴(84)愛知県、根本基之(75)茨城県、石原一輝(61)東京都

 

一関市民歌

一. 緑ゆたかに 爽(さわ)やかに
   室根 栗駒 そびえ立つ
   空の青さに いだかれて
   さえずる小鳥 遊ぶ子ら
    自然と共に 生きるまち
    いのち輝く いちのせき

 

二.巡(めぐ)る季節を 映し出す
  厳美 猊鼻の 清流に
  歌声高く こだまして
  大きな夢を ふくらます
   心の糸を 紡(つむ)ぐまち
   笑顔輝く いちのせき

 

三.風と光を 友として
  北上川は 流れゆく
  遙(はる)かなときを 偲(しの)びつつ
  明日(あした)をつくる 若い星
   希望の鐘が 響くまち
   未来輝く いちのせき

  

 

問い合わせ先
本庁地域振興課振興係 TEL 0191-21-2111(内線8673・8674)

(広報いちのせき 平成18年11月1日号)