誘致企業4社目

立地協定書を取り交わす江見代表取締役(左)と浅井市長

 新市4社目(本年度2社目)の誘致企業として、ショウガの卸売販売を行う株式会社永豊フーズ(本社岡山県津山市、資本金2000万円、江見和弘代表取締役)の立地が決定しました。

 11月22日、市役所本庁で行われた立地協定調印式には、江見代表取締役と浅井市長、松川求県南広域振興局一関総合支局長、佐々木時雄市議会議長らが出席。江見代表取締役と浅井市長が、立地協定書に調印しました。

 調印後、浅井市長は「東北、北海道への進出拠点として当市を選定いただき感謝申し上げる。当地方は交通の要衝として栄えてきたところであり、御社の期待に沿うものと自負している」と歓迎。江見代表取締役は「この地に工場を造ることができ、うれしく思う。現在、栽培契約を結んでいる奄美の農家に夢を与え、国産シェア日本一を目指したい」とあいさつしました。

 平成7年1月設立の同社は、全国各地に奄美諸島産「中ショウガ」を卸売販売していますが、東北、北海道地方の販路開拓と適時納品のための拠点として、本市への立地を決定しました。

 同社は、(仮称)東北工場として真柴第二工業団地内に2687平方メートルの敷地を取得し、原料を水洗い、包装して出荷するための作業棟(木造平屋371平方メートル)、冷蔵倉庫(同240平方メートル)各1棟を建設。工事完成後直ちに、地元採用を中心に15人程度で操業を開始し、最終的には26人体制と計画されています。

(広報いちのせき 平成18年12月15日号)