市民の手で市民憲章実践

市民憲章推進大会の様子

 市民憲章の具現化による住みよい豊かな一関市の実現を目指して、関係団体などの連携と組織強化を図る一関市民憲章推進大会(一関市民憲章推進協議会主催、市共催)は2月16日、一関文化センターで約350人が参加し行われました。

 大会では、参加者全員で市民憲章を高らかに唱和し、同協議会の日比野傳輔会長が「市民憲章は制定後の実践運動が大切。皆さんの協力で楽しく活動してまいりたい」とあいさつしました。

 その後、市民憲章策定委員会委員長を務めた日比野会長、花木鳥選定委員会委員長の熊谷健さん、市民歌制定委員会委員長の大畑孝夫さんが、それぞれの制定経過と併せて紹介。市民歌は石井芳雄修紅短期大学名誉教授と鈴木庸子市民歌制定委員会委員の歌唱による披露も行われ、会場から大きな拍手が送られました。

 大会の後半では、地域振興コミュニケーターの西沢依里子さんが、「地域の活性化は自分たちで」と題し講演しました。テレビのまちおこし番組でリポーターを務め、まちづくり講師として全国を訪れている西沢さんは、一関の印象や日本各地で見聞きした地域おこしの事例などを紹介。「自分たちが当たり前と思っていることの中に実はとても大切なものがあり、それを気付かせてくれるのが外から訪れる人。交流を深めることで、自分のまちに誇りを持てるようになり、それが活性化につながる」と、客席へのインタビューも交えながら語りかけ、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。

客席へのインタビューも交え、軽妙な語り口で講演した西沢さん(右)

一関市民憲章推進協議会

 市民の心のよりどころである市民憲章の普及啓発と推進に関する事業を行う組織として、10人の発起人により市内各種団体に設立を呼びかけ、趣旨に賛同する128の団体・個人を会員として1月26日、設立されました。

 同日市役所本庁で行われた設立総会では、市民憲章の制定とその後の経過報告が行われた後、▽規約案▽理事、監事の選出▽一関市民憲章推進協議会設立大会を開催する18年度事業計画などが協議、決定されました。

 理事には発起人を務めた10人が就任。会長には日比野傳輔・一関市芸術文化協会長が互選されました。役員については、下の表のとおりです(敬称略)。

 また、市役所本庁および各支所地域振興課職員で組織する事務局が、市役所内に置かれています。

役職

氏名

団体

会長

日比野傳輔

一関市芸術文化協会会長

元一関市市民憲章策定委員会委員長

副会長

鈴木政喜

花泉町教育振興運動推進協議会会長

鈴木富子

東山国際交流協会会長

理事(順不同)

橋本真由美

一関ボランティア団体連絡協議会会長

小島慎悟

一関地域区長会連絡協議会会長
一関市健康づくり推進協議会会長

小梨浩子

NPO法人一関文化会議所理事長
いちのせきもち文化研究会会長

懸田等

元一関市市民憲章策定委員会副委員長

菅原一郎

千厩町まちづくり団体連合会会長

千葉鐵男

室根町自治会連合会会長

葛西信一

川崎町自治会連絡協議会会長

監事(順不同)

菅原五三男

大東町自治公民館等連絡協議会会長

皆川保宏

千厩町自治会協議会会長
千厩町自治会自主防災組織連合会会長

 

問い合わせ先
本庁地域振興課振興係 TEL 0191-21-8673

(広報いちのせき 平成19年3月1日号)