高校野球 春季東北大会で優勝 一関一高硬式野球部

決勝戦終了後、喜びを爆発させる一高ナイン(写真提供・同部OB三浦仁さん(三浦写真館))優勝旗を手に市役所を訪れた千葉久幸主将(左)と鈴木浩監督

 秋田市で行われた第54回春季東北地区高校野球大会に本県代表として出場した一関一高硬式野球部(部員53人)は6月11日、決勝戦で青森山田高(青森)に勝利し、初の東北制覇を成し遂げました。県大会において5試合で3失点と堅守を誇り、2年連続6度目の優勝を果たしての東北大会出場。次は夏の甲子園へ、と市民の期待が高まっています。
 同校の平野清八校長らは6月13日、市役所を訪れ、浅井市長に東北大会での活躍ぶりを報告しました。千葉久幸主将(3年)は「みんな今回の優勝には満足していません。夏の大会に勝ち甲子園に行くのが目標。(夏の大会まで)残り少ない日数でも自分たちの成長を信じ、チャレンジ精神で挑んでいきたい」と意気込みを述べ、浅井市長は「市民は皆さんのおかげで喜びに沸きました。夏の大会での活躍も期待しています」と激励しました。

軟式野球部は準優勝

準優勝の表彰を受ける選手たち(写真提供・岩手日日新聞社)

 県高総体を2年連続で制した同校軟式野球部(部員25人)は6月15日から3日間、盛岡市で行われた第1回春季東北地区高校軟式野球大会に出場。17日行われた決勝戦で羽黒高(山形)に惜敗し、準優勝を飾りました。
 硬式野球部とそろっての東北制覇は逃したものの、その活躍ぶりに大きな注目が寄せられました。

 

(広報いちのせき平成19年7月15日号)