「市民の心のよりどころ」胸に

 

コール・ユネスコの皆さんとともに、会場全体で市民歌が斉唱されました豊かな話題とユーモアを交えた歯切れよい話術で聴衆を引き付けた伊藤さん

市民憲章の推進、普及啓発を図る一関市民憲章推進大会(一関市民憲章推進協議会主催、市共催)は10月31日、一関文化センターで約200人が参加し行われました。
 大会では、参加者全員で市民憲章の唱和、市民歌の斉唱を行い、日比野傳輔同協議会会長が「市民憲章は定めて終わりではなく、実行して初めてその役目が果たされるもの。今後もその精神を生かし、まちづくりをみんなで進めていきましょう」とあいさつ。率先して地域社会の振興に寄与した5個人、12団体に同協議会から表彰状が贈られたほか、本年度の花いっぱいコンクールの表彰も行われました。

 大会の後半には、教育評論家の伊藤竹三さんが、「地域ガ光ル私モ育ツ」と題して講演。タレントの伊東四郎さんの実兄である伊藤さんは、さまざまな事例を基に「地域が変わると自分も変わり、自分が変わると地域が変わる。その応答、共鳴がまちづくりの力につながる。『輝く一関』を『輝く“いのち”のせき』に」と語りかけ、参加者は熱心に聞き入っていました。
 

同協議会表彰受賞者は、次のとおりです。(敬称略。50音順)
◎個人▽阿部興紀(一関)▽佐藤友信(大東)▽高橋栄一(一関)▽瀧口千尋(同)▽千葉真由美(同)
◎団体▽一関古文書に親しむ会(一関)▽一関市東山赤十字奉仕団(東山)▽げいび追分伝承会(同)▽厳美2区老人クラブ長寿会(一関)▽厳美をきれいにする会(同)▽声の新聞・朗読グループ(花泉)▽国際ロータリー第2520地区花泉ロータリークラブ(同)▽千厩町自治会協議会(千厩)▽飛ヶ森キャンプ場をきれいにする会(同)▽花泉駅前町内会(花泉)▽名木笠松保存会(川崎)▽矢越林道愛護会(室根)

  

問い合わせ先
本庁地域振興課振興係

(広報いちのせき平成19年11月15日号)